満足度★★★★★
思いがけず感動してしまった…
強烈なインパクトでした。
『ロボットは感情を持たない』ということは大前提で、論理的に理解しているのに、最後のシーンで、ウルっと来てしまうのは、脚本の力でしょうか。ロボットの言葉で、笑ったり、ちょっと切なくなったり、よもや感動してしまうなんて、自分でも意外ではありましたが、とても新鮮で、この『ロボット演劇』、次があるなら是非観たいと思います。
ロボット自体の操作やプログラミング等々、技術的な事については、今後の進化が待たれるところだとは思いますが、この後の演劇ってどうなるんでしょ?とても愉快でとても楽しみです!
満足度★★
正直に言いますと・・・
「ロボの性能が低すぎる」・・・と、平田オリザ氏は二騎の会『F』の公演前に指摘されたと聞いたことがありますが、今回のロボは、正直にいって、まだ舞台に立つ性能に達していない気がしました。 (理由1) ラストシーンで動かなくなった (役者なら降板) (理由2) 動きが遅い (明らかに、人間のスピードより遅い) (理由3) 他のロボ(ASIMOなど)よりも動きに繊細さがない ・・・・ wakamaruくんには、なんの罪もないんだけど、そういうことばかりが観劇中に気になって、肝心のストーリーに集中できない。・・・ま、関係者の皆さんにお叱りをうけそうですが、これ、偽らざる本音。新幹線代を使ってまで観に行った身の落胆をご推察頂き、どうかご寛容下さい。