バンクパック 公演情報 バンクパック」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
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  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    初演も観ております。

    この再演のほうが僕は好きな仕上がりでした。
    イヌッコロのメンバーは出てないけど、僕が好きなイヌッコロの、羽仁先生の最新作(公演当時)だって感が強くありました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    客席の半分が無料という大盤振る舞いの公演。
    勿論 満席の大盛況だ。更に この公演でお得情報を得ることが出来たのが嬉しい。

    銀行内で起きる物騒な事件、それを現世と来世を何度も往還させ、少しづつ状況が変化して展開<回転>していく物語。何となく螺旋階段を回り 同じような景色を繰り返し観せるような感覚である。デジャブに陥り飽きてしまいそうになるが、そこは上手く捌き逆に面白可笑しく観せる。シットコムの真骨頂、その魅力を十分に堪能した。
    怪しげな男を登場させ、その男との会話と絶妙な変化が物語の肝。
    (上演時間1時間30分 途中休憩なし)

    ネタバレBOX

    銀行のロビーが舞台。中央に応接セット、上手に待合所<別スペース>、下手は受付でパソコンが置かれている。後部は段差を設け、わずかな上り下りで躍動感をみせる。

    若手小説家・藤澤智彦(星野勇太サン)とその妻・絵里(天野麻菜サン)が支店長(石倉良信サン)から口座開設の説明を受けている。小説家は今まで通り郵貯でよかったが印税の受け取りのため、妻が開設を勧めている。そこへ孤児院で育った二人組の銀行強盗が侵入してくる。手に拳銃を持っているが、覆面もせず名前を呼びあう杜撰な計画のよう。しかし一人の男は凶悪でひょんな拍子で小説家を射殺してしまう。が、小説家はある所<異世界>で奇妙な男=悪魔(佐野瑞樹サン)と出会う。悪魔には3人の娘がおり、次女が小説家のファンだという。悪魔といえど親、娘の願いを叶えるため小説家を生き返らす=時間を巻き戻すが…。

    生き返る時間<タイミング>、なんと銀行強盗が侵入する直前で対応する余裕がほとんど無い。しかし小説家は皆を助けるためにシミュレーションをするが上手くいかず、前世では何度も射殺される。生き返るにしても限界があり、猶予は無くなり…。
    銀行内という逃げ場のない場所、その限られた空間で 同じようなシーンを何度も続け既視感が生じ飽きてくる。が、悪魔を登場させ銀行内から別空間<異世界>ー後景を薄暗くし 悪魔との会話ーを演出する。ラストは時間の遡行と記憶操作まで使うが、少し解り難かったのが残念。

    時間を遡行する都度、他の人物の素性や人間性が垣間見え、小説家の心が豊かになっていく。銀行口座など どうでも良い、といった 投げやりな態度から少し成長したような。銀行強盗に立ち向かう、そのシミュレーションのたびに少しずつ状況が変化するが、キャストの台詞は同じか 少し端折る程度で殆ど同じ。それを絶妙な間<ま>、アクション、そして場面転換で観せる巧さ。
    小劇場での笑劇<衝撃>…まさに笑気<勝機>はあったのだ。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    説明通りの死に戻り繰り返し話です
    設定は王道ですし細かな矛盾も無く
    楽しめた作品でありました(^-^)

    ネタバレBOX

    謎の男は3人の娘を持つ悪魔さんで
    悪魔は一人一つの特殊能力を持っているという設定です
    主人公小説家の書く話が好きな
    記憶操作の能力を持つ娘の為に
    パパは仕方なく主人公を助ける為に時を操る能力を使うのです が
    この主人公さん上手に立ちまわれず
    何度も死に戻りをしてしまいます
    時間遡行にも回数制限があり
    リミットまでに自分が生き残り
    現場に居合わせた人達も救える理想の結末を迎える為に
    死に戻りを繰り返す主人公さん
    同じシュチエーションでの繰り返しを上手に端折ったりと
    役者さんたちも大変だったろうな―と感想
    死に戻り大家のスバルくんよりも
    記憶というキーが重要でキチンとラストを
    それで綺麗に仕上げていました
    SF好物な自分にはとっても楽しめた話でした
    ちなみに漫画だとー何度やり直しても本能寺が燃える
    信長様主人公の死に戻りが気に入ってます

    まー作中でモノローグ語る時にピンライト当てるんだが
    ちょい一回照明さんが客席と舞台を間違えたけどー
    他は台詞かみかみとかも無かったんで
    星数は大盤振る舞いであります~♪

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