TangPeng30 Bグループ公演 公演情報 TangPeng30 Bグループ公演」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 学生演劇。
    「学生演劇」というとどうも聞こえが悪い。サークル活動の延長に思えるからだろうか。しかし、学生って事は正に学んでる最中の彼らな訳で。自分でやってみたくもなるだろうし、これからどう育っていくのかの注目株。
    各団体のページが出来ていたので各々についてはそちらでコメントします。

    ネタバレBOX

    個人的には上演順を「激情コミュニティ」⇒「劇団総合藝術会議」⇒「プロデュースユニット四方八方」にして欲しかった。頭でかっちりしたものをやっていおいて、飛び道具を出して、最後に分かりやすい物語系で締める。全団体にメリットがあるのはこの並びだった気がする。「劇団総合藝術会議」は好き嫌いが分かれる作風だからラストにすると嫌な余韻で帰宅する客も絶対にいたと思う。分かりやすい作品からやろうとか日芸が並ばない様にとか思案はあったろうけども。
    今回最も気になった点。音響、あれでいいのか? どの演目もBGMが普通にJ-POPで歌ありだった。ネタ元がすぐに分かっちゃうから既存イメージが邪魔して純粋に作品が観られないし、人によっては知らない曲だったとしても歌詞が邪魔でやっぱり純粋に作品が観られない。どうも「なんか音楽を適当に入れておけば演劇っぽくなるから入れてみました。別にこだわりはありません」と言われている様な気持ちになりました。
    頑張れと応援したい。見守っているというだけでなく、「もっと頑張れ」と尻を蹴り飛ばしたい。個人的にはど真ん中の作風じゃないけど、同世代のロロのほうが頑張ってるぞ。もし彼らが出てきたら最優秀賞を楽に取ったと思う。
  • 満足度★★★★

    刺激的でわくわくする三劇団の競演!
    TangPeng30のBグループは、三劇団ともレベルが高かった。四方八方は導入部分の演出が魅力的で、すぐに引きつけられた。その後も役者の演技がうまく、作品全体を楽しむことが出来た。
    劇場コミュニティは、マイムやダンスなど体の動きを巧みに取り入れて独特の世界を表現する劇団。今回も随所に斬新な演出が見られさすがだった。体が動く役者というのはやはり魅力的だ。
    総合藝術会議は、シュールで幻想的な芝居。イメージが次から次へと飛躍していく美しい舞台。30分では物足りなかった。もっと見てみたい作品だ。
    三劇団とも、本公演が楽しみになってきた。

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