満足度★★★★
包みを開く手順の秀逸
舞台のトーンがしっかりとコントロールされていて、
同一の質感の中で
幾重にも開かれていく世界の余韻まで
たっぷり味わうことができました。
満足度★★★★★
見応えありました
太宰治『フォスフォレッセンス』を底流に、太宰独特の女性観を通した「女」をよく表現されていたと感じました。
時空を意識した演出も秀逸で、ホントに楽しめました。
満足度★★★★
明晰夢の中…
原典(太宰治「フォスフォレッセンス」)の骨子のみ残したほぼオリジナル。
明晰夢から醒められなくなった女性が往き来する「きのう」と「あした」の世界、という構造は好み。
また、AとBの合間に原典を読んだので、Bの冒頭からニヤリ。
なお、Aバージョンの方が構造的に落ち着きが良いか?
それにしてもここで2演目続けて猫が絡んだ芝居が上演されようとは。
満足度★★★★
「Phosphorescence」という花
いったい太宰の「Phosphorescence」をどういじるのだろうか?と興味深々だった。現実と夢想の世界の両方に自分を置いて、その両方で生きてる男が主人公だ。しかし、この舞台では女が主人公である。序盤、宮沢賢治っぽい描写だなー。と思いきや、中盤には夏目の「こころ」も盛り込み、更に終盤は太宰というか、「本当は怖いグリム童話」みたいな世界で締めくくる毒さ加減。
以下はネタばれBOXにて。。
満足度★★★★★
好みの問題か。
前作よりもよかった。成長を感じた。
(役者は前回の方が上だった気もするが)
人が言葉にすることを躊躇われる、困難とされることをさらっとやれる作家だと感じた。
満足度★★★
AB両方観劇
ひとの感情の流れというもの。
AB両公演とも観劇した上で、やっと確かにつかめた感はある。
自分がひとの心の機微に鈍すぎるせいもあるのだけど。
満足度★★★
BVer.鑑賞
夢と認識された世界と現実世界とが、繋がるための少しづつの歩み寄り。
自己の思い込みや願望通りに現われる夢の中の人々と、現実でのギャップ。
夢も、案内人男女2名で。切り替えとか上手でした。
ただ調子というか、テンションの上下。メリハリの幅がもっと欲しかった。
かな。
満足度★★★★
美人ですな
どうしても主役の顔に目が行ってしまいました。作品は悪くはないけれど脇役の存在にもうひとつの何かがほしいところ。満足度は3と4の中間です。ところでCorichの詳細検索で、値段で絞り込むとこの公演が表示されないのはなぜ?
満足度★★★
面白い試みだが…
ちょっと危ないサイコ女と言われそうな強烈な個性を持ったあの現実世界の女と、列車を待っているはっきり言ってまったく無個性な夢の中の女とがつながっているように見えない。
満足度★★★★★
積み重ねた,彼女のずるさ.
A,Bあるうち,A versionを観てきました.はじめて拝見する劇団で,どきどきしながら劇場へ.
結論からいうと,ものすごく好みの公演でした.
原作がそもそも不思議な話で,この公演のストーリーも途中までかなり意味不明で失敗したかなと思ったのですが,不思議さとストーリーの軸とのバランスがとてもよくて,終始楽しめました.役者さんもレベルが高かったし,特によかったのが演出.小さな劇場なのにすごく有意義な空間にしていて,音響や照明との調和もすごくよかった.終始どきどきして,鳥肌立ってました.
すごく楽しめました! これからMinami Produceは絶対チェックしようと思います!