猫のサロン ~奇譚集~ 公演情報 猫のサロン ~奇譚集~」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
1-11件 / 11件中
  • 満足度★★★★

    ほのぼのと怪異
    とてもよかったです。うるっとしました。

  • 満足度★★★

    すっきり
    ちょっと怖いけど、涼しげでなんとなく爽やかな猫にまつわる短編3作。短い時間ですっきり終わってよかった。とくになんというわけでないけど、楽しかったです。

  • 満足度★★★★

    語り綴られるよう・・・
    ベースにある綴るというか物語る感覚に惹かれて、
    すいっと暑さを忘れて見入ってしまいました。

    リラックスして、
    夏の風情を味わうように、
    ちょっと浮世から離れた物語に浸って
    時間を過ごす。

    すっと猛暑を忘れてしまうようなひとときでした。

    ネタバレBOX

    猫つながりの3席を
    肩肘張ることなくゆっくりと観ることができました。

    前説と一人芝居が、実はものすごく効いているのだと思います。
    なにか、夏の夜に、
    本を読んでいるうちに
    暑さを忘れていくような気分・・・。

    一人芝居は
    なんというか、男のはまり感がとても秀逸。
    猫よりも人が怖くなるようなところもあって。

    二人芝居では
    男が追い詰められていく風情のなかに、
    猫流の生きざまがすっと現れて
    ぞくっとなる。

    三人芝居では、
    猫のもののけを狂言回しにして
    姉妹たちの想いの機微が描かれていきます。

    三品とも、常ならぬものが
    絶妙なスパイスになって
    したたかに観る側を
    ひと膝前に引き寄せる。

    観終わって、
    癖になるような良さに満たされていて・・・。

    上演時間は1時間と短めなのですが、
    猛暑の中、劇場にたどり着いたものにとっては
    それがまた、絶妙によいのですよ。

    役者たちも、それぞれに、
    メリハリのつけ方に長け、
    滑らかに物語を運んでくれる。

    なにか、
    暑苦しかった心が
    すっと物語に満たされて・・・。

    作り手たちの、
    センスに感嘆したことでした

    ○○●●☆☆
  • 満足度★★★★

    いい三姉妹
    3話目は長女がそれっぽくて、渡部さんもこんなかんじになるんだと感心。

  • 満足度★★

    興醒めしてしまった・・・
    言葉の扱いが雑で、始まってすぐ興醒め。最後までそのままで終わってしまった。残念。

  • 満足度★★★

    夏の猫話
    3つの小品で1時間とコンパクトな公演でしたが、バラエティに富んだ内容で充実していました。腹八分目で終わった感じで、後味が良いです。

    2話目のじわじわと怖くなって行く話が良かったです。
    3話目も良い話で方言で交わされる会話のやりとりも心地よかったのですが、前の2つの客に想像させる感じに比べて説明し過ぎだった様に感じました。

    舞台美術は表現主義の映画みたいな感じで凝っていましたが、本作の雰囲気には合ってないと思いました。

  • 満足度★★★★

    満足!
    猫にまつわる3話。たしかに1時間で充実した内容だったといえる仕上がり。特に3話目はウルッときてしまった。満足したけど、もっと観たかったといったら贅沢かなぁ?

  • 満足度★★★★

    スタイル、内容とも変化をつけて◎
    一人芝居、二人芝居、三人芝居というスタイルだけでなく、現代版民話、怪異譚、「優霊」譚と内容的にも変化をつけた3編。
    2編目のすべてを明かさず想像の余地をたっぷり残した不気味さと、3編目のハートウォーミングかつ切ない感じが好対照。

  • 満足度★★★★

    短いが満足!
    1時間で3話。3本目は泣かされました。

    ネタバレBOX

    最後、この人は亡くなっていたのって気付かされたときに、『夕』を思い出していました。

    なかなか帰省せず、会えなかった三女のために夢に出てきた長女。姉妹3人が思い出に耽っていて、馬鹿やっていて、いきなりの展開にはうるうるしてしまいました。

    こういうことがあるので、私は帰省しています。

    1本目は、毎朝すれ違う猫に思い入れ過ぎた男の悲劇。

    2本目は、自殺したと思われている女性を殺した男を追いつめる老猫の話。

    短い時間でしたが、とても満足できました!
  • 満足度★★★

    夏向きの話だったかな
    まさに説明通りで過不足なし。
    なんとなく普通に始まって、だんだんと怖くなっていく感じとか。
    雰囲気よく出ていた小品集でした。
    後もう一話くらいは付いてても良かったかなって思いました。

    ネタバレBOX

    一話目が一人で二話目が二人芝居など、芸が細かくて良いセンスでした。
    でも前説の方と、最初のひとり芝居が同じ人で。
    せめて暗転は入れてみたほうが、区切りがついて気構え出来たと思う。
    あとは普通に入れてたしね。
    床に散乱した、ちぎった新聞紙の下に。
    上手に小道具隠してたり、片付けないで次の話に使ったり。
    なんか、細やかな演出が上手でした。

    一話目の「猫の通り道」は、嫉妬がキーワードで。
    オチの解釈の自由度が大きかったので、も少し狭めるヒント欲しかったかな。

    二話目の「猫のいる部屋」は、
    なんか推理サスペンスみたいで怖かったですね。
    女の人が、猫なのか人間なのか。
    答えを観客に投げたのは上手でした。
    ただ疑問は、猫缶のキャットフードは本物だったのでしょうか?
    知りたかった(^^)
    (塩気とか無くて食べにくいんだよねー実際)

    三話目の「猫童子」はまさに”異人たちの夏”みたいで、
    お盆や夏に相応しい話になっていました。
    ”やっぱり猫が好き”みたいな、3人姉妹の面白話からスタートして。
    しんみりさせる手腕が上手でした。

    ホントに、もうあと1話ぐらい付けてくれてもバチ当たんないよー、
    って思える様な丁寧な、小品集でした。
  • 満足度★★★★

    ネコ・ねこ・猫?
    3話とも猫(?)が登場。
    「蚊帳の中で聞いたおばあちゃんの昔話みたいな」
    ・・・かどうかは経験がないのでわかりませんが、楽しめました。
    ちょっと不思議で、怖くて、切なくて。。。

    1時間に3話の短編集ですが、物足りなさは全く無いです。
    夏の終わり(特に夜)にちょうどいい感じ。
    観終わってから「あの人あの後どうなったのかしら?」
    なんてぼんやり考えたり。。。


    ネタバレBOX

    開演前、舞台と客席を仕切っているものが邪魔かと思ったのですが、
    始まってみたら「あちら」と「こちら」を分けているみたいな気がして納得。

    怖いのは目に見えないものより目の前に存在するものかもしれない。
    でも目の前の存在を怖いものにしてしまうのは自分の言動だったり。

    3話目の方言?がどこの言葉かわかりませんが、
    お三方の会話はとても心地良かった。

    ちょっと意外な結末でしたが、家族っていいなぁとか
    末っ子は可愛がられて羨ましいなぁとか…。

    まったく関係ありませんが、どなたかの小説にでてきた「ねこまねこま」って言葉を思い出しました。。。




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