ペレーヴィンの卵 公演情報 ペレーヴィンの卵」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
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  • 満足度★★★

    ナンセンスではなく
    完全なセリフ劇だが、物語はあってないようなもので
    けれど慣れてくると勝手に脳が保管し始める不可思議な舞台。

    村上春樹のくだりとか、引きこもりのくだりとか
    そのあたりを入れるのが良かったのやら悪かったのやら

  • 6月26日(土)M
    何をやってるか分かってからの爽快感がこんなにも気持ちいいなんて。

  • 満足度★★★★

    何が起こってるんだろう
    開始後、「しまった!シュールすぎるやも…!」と危惧した(笑)。
    基本的なストーリーが存在せず、起承転結はないし、役名もないし、突拍子もない台詞がとぶし、普段人間がしそうにない動きで動き回るもんで…
    今にも「何これわからんつまんね」って言われそうな微妙な均衡が不安で不安で。

    しかしそれは計算された均衡でした。
    ストーリーが成立していないがゆえに演出が際だつ。
    肉体でつくられる形。声でつくられる音。
    視覚と聴覚をフル稼働した舞台づくり。
    目の前でおこる事象を楽しむ舞台なんだなと思いました。

    芝居をストーリーで捉える人には退屈かもしれないけど、私は好きです。
    衝撃的で全然飽きなかった。

    ネタバレBOX

    今まで黙っていた役者たちが次々と口の中からゆで卵を吐き出すんです。

    これだけ聞くと「は?」って感じだけれども(笑)
    これが実に神秘的。
    しかし性的で厭らしい。
    産卵(もしくは出産)のもつ二面性を的確に捉えている。

    あの口から出し入れした卵たちをどうするのかというところが最大の気になる点ですね。
    『スタッフがあとで美味しくいただきました』なのか?

    そしてあの卵はいつ誰がどこで茹でたんだ?
    毎回開場前に皆で卵ゆでて必死で殻をむいているに一票。

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