満足度★★★
カジュアルなベケット
ベケットって難しいのではという先入観を持って行ったのですが、明るい感じで気楽に観れました。延々と早口で喋りまくっていてスピード感がありました。
3人とも壷から頭だけ出して喋るというのは戯曲の指示通りだそうですが、その壷をずっと揺らしている意図がよくわかりませんでした。
芝居自体より、ポストパフォーマンストーク(数学者による位相幾何学レクチャー)の方が面白かったです。
なるほど!
ベケットって、実は『ゴドーを待ちながら』だけしか知らなかったので、これはびっくり!なるほど、こういうマシンガンみたいで、下世話な感じもあるんですねぇ。出だしの「合唱」が素晴らしい!