満足度★★★★★
衝撃的な完成度
物凄いものを観た。2時間45分休憩なしの演劇だったが、長さを感じさせないほどに引き込まれた。表現力の高さといい、照明、音楽、キャストらの演技にかける熱意が伝わってきて心地よい衝撃だった。久しぶりの衝撃!たぶん、ワタクシの観劇数の中で今年の一位を記録すると思う。
以下はネタばれBOXにて。。
満足度★★★★
これは凄い
全然中身を知らずに観に行ったのですが、これは凄い。前説で2時間40分休憩なしのアナウンスに、膀胱がびびった(歳をとると頻尿です)のですが、引き込まれる芝居に時間を忘れて、乗り切れることが出来ました。前半は現代の大分での話(郷里が近くなので、方言のセリフは懐かしかったです)、後半は民間で月旅行ができるような近未来の話ですが、見終わってみると、前半のみでもよかったのではないかと思います。前半の色々なエピソードのオチを見せたい気はわかりますが、不明瞭な所はそのままでも十分面白いですよ。次回作も大いに期待します。
満足度★★★★★
重過ぎる
安易にブラボーなどといったら軽薄な感想になってしまうでしょう。数十年というスパンに渡る村社会的な濃密な人間模様に生死を分ける極限状況が加わり、とんでもないストーリーが組み立てられていました。劇作家の緻密な社会研究や歴史観、未来予測も見事なもの。頭の中をのぞいてみたい。