『マグダラなマリア』 公演情報 『マグダラなマリア』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
1-2件 / 2件中
  • 満足度★★★★★

    歌詞が意外に過激な内容
    3弾目、今回は歌える役者さんが揃っていた
    ということもあり、歌の部分が非常に多く
    とても聴きごたえがありました。

    笑えるコミカルな部分が目立ちましたが、
    ところどころ皮肉が混じっているのが
    垣間見えるのが、個人的に好きな部分です。

    ラスト、たどたどしいながらも
    自分の気持ちをアポロに伝えようとする
    セシルの様子がとても可憐で、
    言葉1つ1つから気持ちが感じられて
    思わず涙ぐんでしまいました。

    マリアとグレイスの気の置けない関係も
    毎回じんわりする部分でもあります。

  • 満足度★★★★

    独特な世界
    男性版宝塚、と言うとちょっと違うのかもしれないけれど、エンターテイメント性が濃縮された作品でした。
    それぞれ歌も踊りも上手いし、幕間にも観客に対して過剰な程のサービスを行っていました。
    大人なお嬢様限定のステージと言うだけあって、観客の男女比では圧倒的に女性が多い芝居でした。

    ネタバレBOX

    舞台は大戦時のヨーロッパでの高級娼館
    ドイツのSS将校、ベルギー帰りのスパイ、スペイン人娼婦、日本人、他にもひと癖もふた癖もありそうな国籍も様々なキャラクターが多く、とても賑やかな印象。
    役者は全て男性で、少女娼婦や女性将校も演じていたが、とても可愛らしくて驚きました。
    ただのドタバタした芝居なのかと言ったら、歌も踊りも素晴らしかったです。
    特にマリア・マグダレーナの歌と、エスメラルダのダンスは魅力的でした。

    政治的駆け引きや、プロパガンダ制作に対する考え、虐待や少女買春等の問題も多く提示されるけれど、物語の本筋は最終的には全て丸く収まるという、コメディ仕立て。
    あんまり難しい事は考えずに、煌びやかな世界観を楽しむ為の舞台だと思います。

    下ネタ、オタクネタが多く、意味が解らない人にはまったく面白くないんだろうなと思ってしまう箇所が少しありました。
    体を張った突っ込みや、言葉の暴力的なものも多少あるので、抵抗ある人は楽しめなさそうだと感じました

このページのQRコードです。

拡大