日記 公演情報 日記」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-9件 / 9件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    何か凄いことが起こるわけじゃなくて。
    とある家族の日常がリアルに描かれるだけなんだけど、不思議と見入って面白かった。
    小品だけど、今年観た芝居のなかでも印象に残ってる。
    観客の立ち位置は、参加では無いし、のぞき見が近いのかな、でもやっぱり少し違う気がする。
    よその家族を客席から見守る、そんな客席あるわけないのに、でも、そんな感じかな。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2023/02/28 (火) 18:30

    110分。休憩なし。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    #石井由多加 #贈人
    #ザンヨウコ #用松亮
    #森田亘 #Q本かよ
    #石黒麻衣(敬称略)
    #橘花梨 さんのプロデュース企画ユニット『カリンカ』の第三回公演でしょうよ。
    作りたい人と作りたいモノを作る姿勢が明確でイイでしょうよ。今回は特に強くそれを感じたでしょうよ。きっと劇団普通を観て『コレ演やりたい』『アレ言いたい』と強く思ったのだろうことが簡単に想像できるでしょうよ。
    両親役の贈人さんとザンヨウコさんが想像以上でしょうよ。なに〜?わかってたの?そうなの?だから、そう言ってるでしょうよ。そうでしょうよ。母娘のコンビが最高でしょうよ。あ〜、知ってるの?そうなの?そうでしょうよ。その上、アレよアレ。用松亮さん。もう、アノ人が出てきただけで拍手しちゃうでしょうよ。もうアノ世界が一瞬で漂うでしょうよ。て言うか、もうアノ人が世界でしょうよ。視線を落として、口元をモゴモゴさせるだけで可笑しいしジワっと涙が溢れて来ちゃうでしょうよ。そうでしょうよ。

    大事件は何も起きないけれど、日常のこと、自分に起こり得ることが静かに迫ってくる。現代日本の演劇の特徴的な流れとも言える気がする。じんわりと染みる。
    攻めてるフライヤーとは違う色の作品。振り幅大きいけれど、このフライヤー大好きだし、作品も大好き。そういうコンセプトにも拍手。

    観たらいいでしょうよ。
    そうでしょうよ。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    プロマイドもっと買えば良かった

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    自分には、演劇的な面白みを感じるよりも退屈が勝ってしまった。
    仕事帰りで、ぐったりする体に鞭打って足を運んだが、当たり前の日常が別段新たな視点や活力を生むのでなく、ただ窮屈に感じた。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    面白い、お薦め。
    意味合いは異なるが、「子供叱るな来た道だもの年寄り笑うな行く道だもの」…そんなことを考え始める世代には、滋味深い内容に思えるのでは。

    多くの人が〈いずれ〉経験するであろう老親との関係、どう寄り添い面倒を見るのか。その日常の光景を子の視点から捉えた珠玉作。全編 方言で紡がれるが、そこにも人それぞれの生きてきた土地<場所>を表しており、そこに物語の背景<終の棲家の在りよう>が透けて見えてくる。

    日常の淡々とした光景だが、飽きることはない。むしろ有り触れた登場人物ー夫婦・親子・姉妹といった近しい人間の微妙な関係、それを実にリアルに描いており共感する。老親と娘の会話では、そのテンポの違いから微妙な間<ま>、ズレ、勘違いなど言葉が持つ又は意味する面白さが感覚的に伝わる。

    演技、その設定年齢による身体性の違いー老親と娘夫婦のリアルな動きも丁寧に演出する。同時に場所・時間といった目に見えない空間等も巧く観せる。それによって更に世代間の違いを分からせる。
    (上演時間1時間50分 途中休憩なし)

    ネタバレBOX

    舞台美術は中央にテーブルと椅子を配しただけ。そこは娘夫婦の賃貸マンションであり、夫の実家、夫々の居間になる。

    物語は、娘あい(橘花梨サン)が地方に住む年老いた両親(父-贈人サン、母-ザンヨウコ サン)を都市部の自宅へ引き取り、同居を始める。エレベーターもない低層住宅、手摺りもない階段をやっと上り、居間で話し出す老夫婦、それが日常の光景のよう。薄暗い室内、そこに格子状の照明ーさながらブラインドを通して陽が差し込み朝が来たことを思わせる。仕事が忙しく帰宅が遅い夫 健夫(森田亘サン)を気遣う老夫婦の〈声を潜めた〉会話。また姉夫婦(姉.優子-Q本かよ サン、夫.浩志-石井由多加サン)も気になり様子を見に来る。そこで高級マットレスを購入してもらったことを知り、複雑<驚きと軽い嫉妬>な感情を抱く。
    一方、健夫の父 吉雄(用松亮サン)も病に罹り、妹に任せきりで気になる。

    物語は、あいと健夫 夫婦、あいの姉夫婦、あいの両親と娘達夫婦、健夫の父と息子<又は夫婦>という全ての組み合わせ<関係性>の中で、色々な立場と感情の動きを表す。そして方言<茨城弁>で話す相手、そうでない相手を区別し、そこに人物の生まれ育った地が垣間見え、住み慣れた場所こそが暮らし易いと…。

    演技は老親のゆっくりとした口調、そして「アレ」「ソレ」といった不明確な言葉、そこに生じる間(ま)が絶妙。阿吽の呼吸というよりは、語彙が喪失しているようで、そこに老いを感じさせる。勿論、会話だけではなく、メイク、ゆっくりとした動き、腰が曲がった姿など外見からも一目瞭然である。

    気になるのは、娘<子>視点で描いているから仕方ないが、例えば健夫が実父に「どこか出掛けたか」と聞いても、一人で家に居たと。そこに年老いて出掛けることが億劫になり、孤独を思わせる老人像が立ち上がる。子にしてみれば散歩=運動は健康のためであるが、親の感覚は違う。
    物語…肉体的には未病のよう、しかし精神的な内面を描くことによって<老>親の気持、親子<世代間>のすれ違う感情がよりリアルになる。せっかく老親の内面に切り込める場面があるならば、混乱しない程度に相互視点で描いてほしいところ。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2023/02/23 (木) 13:30

    とてもリアルな会話劇で良かったです。
    こんな事は身近にあるよなぁと思わせる演者の皆様の表現が心に沁みました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    これは必見。親の介護問題が出てくる者にとっては、なんともリアルな会話劇である。親の面倒を姉夫婦に任せている身としては恐縮してしまいます。しかしながら、回りくどくて、苛つかせる年寄りの喋り方には閉口しますなー(自分もああなるのかしらん)。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2023/02/23 (木) 18:30

    座席1階

    カリンカの3年半ぶりという公演は、劇団普通の石黒麻衣の書き下ろし。お約束の茨城弁で、家族の物語を紡いだ。

    今回は、田舎の老父母を「お試し」だがかなり前向きに呼び寄せた二人姉妹の妹夫婦がまず登場。年老いてきたがまだ元気な老夫婦。でも体のあちこちに不調が出始め、将来の介護ということがちらつく。妹が半ば強引にではないかもしれないが、自宅に父母を呼び寄せた。
    室内を片付けて老父母のための部屋を確保し、妹の夫は腰が痛いという義父のために高級マットレスを買ってくる。そして実は、この夫も自分の父親が入院するという事態に陥る。

    妹が父母を呼び寄せたと聞いて、姉夫婦も遠方から訪ねてくる。この微妙な姉妹関係というか、お互いの夫が絡んだ関係とか。どこの家族にでもあり得る、起こりえる日常が丁寧に描かれる。茨城弁はともかく、世代間の会話スピードの差をはっきり描いているところが非常に印象的だ。老父母は耳も遠く瞬時の判断もゆっくりになるため、会話がかみ合っているようでずれている。これが実にリアリティーがある。
    親と子はこうしたギャップを埋めながら、どこかで折り合いをつけて暮らしていかなければならない。ラストシーンは自分には少し意外な結末だったが、どのような形になろうとも、老父母の方は息子や娘たちの判断にある程度従わざるを得ない、頼らざるを得ないのだ。

    作・演出の石黒麻衣はこのあたりの、スピードが異なる会話劇が秀逸だ。劇団普通の「病室」もそうだった。けしてテンポよく進む舞台ではなく、テーマも軽いものではないが、見終わって何だか少しホッとする感じがいい。

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