ギィ・フォワシィ演劇コンクール 公演情報 ギィ・フォワシィ演劇コンクール」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.2
1-5件 / 5件中
  • 2日目
    を鑑賞。
    ・大笑い
    ・ストレス解消センター行き
    ・橋の上の男
    ・動機
    ・親父の説教

    見苦しい芝居が多い。
    過剰表現。
    無駄な動き。
    想像をさせない稚拙さ。 

    「大笑い」だけは真摯に丁寧に向かい合う姿勢に好感。

  • 満足度★★

    地味だ…
    5月7日のプログラムを観に行った。
    もう1ヶ月も前の事だけど、書く。

    5月7日のプログラムは

    子どもで大人
    『相寄る魂』
    演出 横山央

    絶対安全ピン
    『動機』
    演出 黒田圭

    SPPTテエイパーズハウス
    『ストレス解消センター行き』
    演出 山下裕士

    Company 空
    『橋の上の男』
    演出 荒川貴代

    の4本。
    時間の都合で、絶対安全ピンの公演を観終えてから帰った。

    ネタバレBOX

    一本目の「子どもで大人」の『相寄る魂』は、非常にありがちな、「お芝居」だった。
    物足りない。

    二本目の「絶対安全ピン」の『動機』は、
    立つ・座る、という動作に焦点を当ててみたり、額縁舞台の外に、観客席に役者を飛び出させてみたりと、
    演出に「やったれ!」的な気合いが感じられた。
    立つ・座るに合わせて椅子を操るのは、非常に前衛的な雰囲気を持っていたが、
    いまいち効果的に機能している所がなく、
    「前衛的な雰囲気」だけに思えてしまったのが残念。
    普通にやったらもっと面白かったかもしれない。
  • 満足度★★★★

    「橋の上の男」Company空
    会場はがら~ん。宣伝力が足りないのだ。後援は豊島区、(財)としま未来文化財団、みらい館大明、豊島区舞台芸術振興会だから、まあ、区の税金でもって第三セクターがとりあえず活動してますよー。っていう名目が大切な訳だ。笑


    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX


    セーヌのアルマ橋から自殺しようとした男を見つけたフォト兼ジャーナリストは、男に自殺の再現を強要する。きわどい写真を撮らないと上司に怒鳴られるという。最高の自殺の瞬間画像を撮るべく、ジャーナリストは男にあれこれ注文を付ける。

    そのうちに、男は気が変って今日は自殺しないと言い、これに対してジャーナリストは激しく抵抗する。どうしても最高傑作を撮らなくてはいけないのだと主張するジャーナリスト。そしてもみ合ってるうちに男を橋から突き落してしまう。「助けてくれ~~!!」と叫びながら落ちていく男に「違うー!!!、ギャーーーーー!!だろぉー。」と注文を付ける。


    素晴らしい演技だった。不条理な表情が巧みな演技力でダークさを色濃く醸し出していた。自殺しようとする男にあれこれ注文を付ける傲慢さも見事に表現していた。秀逸な舞台。


  • 満足度★★★★

    「ストレス解消センター行き」SPPTテエイパーズハウス
    会場はがら~ん。宣伝力が足りないのだ。後援は豊島区、(財)としま未来文化財団、みらい館大明、豊島区舞台芸術振興会だから、まあ、区の税金でもって第三セクターがとりあえず活動してますよー。っていう名目が大切な訳だ。笑

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX


    この町では叫ぶと国外追放になってしまう。だから人々は憎悪の叫びを発することができない。欲求不満を解消できない人の為に「ストレス解消センター」はある。

    バス停でバスを待ちわびるオンナ3人は叫びたいのを我慢してあれこれと愚痴る。「夫は忙しい。夜は、TVとネット。それもイヤラシイやつ。だから私も昼間こうやって大勢の恋人とセックスするの。」

    そうこうしているうちにバスは遥かかなたからやってくる。しかし一つ手前で大勢の男達を乗せたバスは満員で3人の前でストップしない。

    「ああ~、あ~。。」と落胆する彼女らを見張っていた研究者は「実験は失敗ね。」とこちらも落胆する。3人はモルモットだったのだ。

    面白かった。この劇団は毎公演、拝見させて頂いてるが演出のコミカルさが抜群で楽しかった。舞台の前にちょこんと置かれた3体の人形も功を奏した。


  • 満足度★★★

    「相寄る魂」子どもで大人
    会場はがら~ん。宣伝力が足りないのだ。後援は豊島区、(財)としま未来文化財団、みらい館大明、豊島区舞台芸術振興会だから、まあ、区の税金でもって第三セクターがとりあえず活動してますよー。っていう名目が大切な訳だ。笑


    以下はネタばれBOXにて。。


    ネタバレBOX

    ベンチに座るオンナ。そこに近寄るオトコ。オンナは金持ちの王子様が現われてソローニュの城へ連れて行って!なんて妄想にひた走りだす。オトコはそんなオンナの妄想に輪をかけるような話をして夢見心地にさせ、プロポーズまでする。

    私たちは幸せの鐘が鳴り響く中、結ばれるのね~(はぁと)!!なんつって幸せ満点で絶頂の中に居たところに鐘の音が響く。工場の始業の鐘だ。しばし現実逃避して妄想していた彼らは「じゃあ、また明日ね。」なんつって作業服の我に返って仕事に戻る。

    物語自体はひじょうに面白いがキャストのトチリが目立った。30分の舞台だったがそれでも構成は上手く充分に楽しめた。

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