実演鑑賞
満足度★★★★★
「メ、メリー・・・クリスマス」スクルージがおずおずと小さな声でみんなに挨拶します。やがてはっきりと「メリークリスマス!」幾つになっても素直な心で自分に向き合ったら変わることができるんだと言うメッセージと思われました。
スクルージがなんでこんなごうつく爺さんになってしまったのかはこちらの舞台でも分かりませんでした。原作読んでみようと思います。
市村さんが「今回はもうメイクしないで年寄り役ができるんです」とおっしゃっていましたが、メイクしないとできなかった頃の市村スクルージも見てみたかったです。
実演鑑賞
満足度★★★★★
1971年の映画『クリスマス・キャロル』と同じ脚本家の作品。歌もダンスもだいたい同じ。ワイヤーアクションも。
ただ、スクルージ役は映画は30代なかばのアルバート・フィニーで、現在のきったないじいさんと若き日のシャイで陰キャな青年と両方とも自分で演じていた。こっちは73歳のいっちゃん。とんでもない悪辣なじいさんなのに、妙に愛嬌があって、子供達が大喜びしていた。
大量の登場人物が所せましと踊り、走る長い長いシーンがいくつもあり、この振付師、鬼か? と思って映画の方を見直したら振付がパディ・ストーン、鬼のストーンさんだった。
たくさん出てくる子役たちが達者! しかもひとり何役もやっている。そのこと自体に感動してしまう。
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