醜男 公演情報 醜男」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★★

    照明のセンスに魅せられました。
    照明を魅せるための舞台装置で、もうこれぞ、芸術!!!
    役者さんもやはり、さすがといった感じ。
    余分なモノが一切なく、シンプルイズベストなお芝居でした。

  • 満足度★★★★★

    照明が芸術的!
    よく劇評などで、「照明がよかった」とか「美術がよかった」というコメントをみかけるんだけど、正直いってその感覚が共有できていなかった。でも、この芝居は違う。間違いなく、一番印象的だったのは「照明」。次は舞台の上の「美術」・・・これらが、この作品を芝居や演劇ではなくて芸術作品にしてしまっている・・・いや真面目な話。もちろん、ストーリーも深みがあるし、役者さんもよかったんだけど・・・。いやぁ、ここまで「照明」に感動した作品って・・・ひょっとしたら初めてかも。

    ネタバレBOX

    とにかく、「照明」が四角い!
    スポットライトも、パネルディスプレイも、まるでデジタルのように。
    まるで役者の進む道を指し示すように。
    まるで部屋をそこの作りだすように。
  • 満足度★★★★

    キモ面白かった(笑
    上記タイトルが、この劇の最後の場面が終わって暗転した時に
    じんわりと浮かんできた正直な感想。

    マイエンブルクに関しては、過去の作品を若干ながら知ってたので
    元の顔を取り戻すとか、そんなレベルでは終わんない、きっと一筋縄では
    いかないんだろうなぁ、と思ったら案の定。 最高に黒い皮肉に満ちた
    終わり方でした。 

    舞台が異様に簡素なのに、照明の使い方で場面を上手く切り替えたりと
    凄くスタイリッシュだったのにうっとりしたり、序盤からレッテとその妻、
    ファニーのやり取りに笑わせてもらったり、細かいとこで得した舞台でした。

    入江雅人演じる、整形外科医の人を喰った態度が板に付き過ぎ。
    「それは出来ない相談だ。何故なら私は医者ではない!!! 
    アーティストだからだ!!!」には笑った。 おまえ誰だよ(笑

    ネタバレBOX

    最後、自分の顔そっくりに整形したカールマン(マザコン息子の方)と
    向き合い、コレが自分の顔か!と気付くレッテ。 そこでお互いに抱き合い
    自分への愛情(カールマンへの愛情ではない…と信じたい)を再確認
    し合ったところで、老婦人のファニーが「一緒にベッドへ行きましょう!!! 
    私たち、理想の自分とお金を手に入れたのだもの」と〆て幕。 

    …をいをい、それぶっ飛び過ぎだろう、と突っ込まずにはいられない。
    「自分と寝る」気分って…いったいどんなもんなんだ??

    結局、レッテは「現代人の肖像」なんでしょうね。

    自分のことは本当は良く分からないのに、自意識過剰でいっつも
    人とは違った形で認められたがっている。 

    人と違う自分。それを求め続けた結果が、最後「グロテスクな自己愛」に
    帰結するのはものすごい皮肉と感じました。 こういうこと、形を変えて
    結構現実でもありそうだなぁ…。
  • 睡魔におそわれた
    土曜の昼間の公演は私にとって鬼門。つい気持ちがよくなってうとうとしまいました。もう一回見に行くかな

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