私的解剖実験-5 公演情報 私的解剖実験-5」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
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  • 満足度★★★

    今度本公演見てみます
    んー…何かやりたいのがあって、それが一貫しているのはわかるのですが、面白みまで行かなかった…あ、もっと安かったりしたら面白いと思うんですけど。見せ物としては受け取れなかった。
    まあ、実験、だからか…

  • なるほど「実験」ですね・・・
    いろんな意味で、これは、なるほど「実験」でした。

  • 満足度★★★★

    テン年代の解体新書。
    当シリーズの参加は今回が初めてだったので、これまでにどのような試みが行われていたものか、詳しくは存じ上げませんが、今回観た限りでは、普段何気なく動かしている身体という『器』や片時も離すことなく寄り添っている『自意識』をこれまでとは異なった使い方に注目(この公演では携わることを『ねつ造』と呼ぶ)することで新しい『関係性』を模索していたようにおもいます。
    前半は内臓、骨格、筋肉、自意識を確認、分離、フィックスアップさせながら『動かす』こと、呼吸器官をコントロールする訓練が主体で後半は、自己と他者との感覚・認識のズレから伝染する行動パターンや、身体言語と口語の分解をウォーミングアップをデフォルメしたような一場面を通して、人間同士が『携わる』ことへの可能性を探っているようでした。

    実験シリーズと名を打っているだけあって、まだまだ発展途上である段階であることは否めませんが、前半部分の意識を集中させて身体のある一部分を動かすという場面は、リハビリなんかに応用できそうかも。なんて思っていたら、手塚さん自身、障害者の方を対象としたワークショップを行われているそうで、なるほど、とおもいました。この実験は、ダンスの新たな可能性の場を生み出すばかりでなく、人のために用いられています。それは大変価値のある試みではないでしょうか。

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