実演鑑賞
満足度★★★★
面白かったです。
昭和の家庭の様子が描かれ、レトロ感が心地良い舞台でした。
ストーリーは笑いあり、共感する部分など多々あり、興味深かったです。
役者さん達の、安定感のある演技も良かったです。
良い舞台でした!
実演鑑賞
満足度★★★★★
中央区立日本橋公会堂、実際の最寄り駅は水天宮前だけれど凄く広くて立派な劇場
主催さんなのか制作さんなのか分かりませんが、こんな場所を押さえられるなんてめっちゃ優秀
とはいえ中身が伴っていなければ台無しなのですが・・・これがもう、とても良かった!
昭和30年代の古き良き空気感といい、役者さんの醸し出す風格や可笑し味といい、面白さがごくごく自然に溢れ出ていて立派な劇場に全然負けていない
善男善女の三世帯家族、権威あるお祖父さんの父親絶対主義的なところも観客席から観ているぶんには何だか微笑ましい。
互いの気持ちをちゃんと思いやれる(特に女性同士)素敵な三世帯家族なのだけれど、それでもちょっとした隙間から「悪意の芽」が育ってしまうところなんかはとても興味深いと思えました
劇場の雰囲気、役者さん達の魅力、物語の面白さ等すべての歯車が上手く合致して老若男女、全ての観客が心地良く楽しめる公演になっていたと思います
実演鑑賞
満足度★★★★
かなり期待していただけはあった。手堅く面白い。木下恵介の『破れ太鼓』や市川崑とか岡本喜八の初期作を思わせる。雪村いづみや江利チエミ、新珠三千代なんかが似合う話。昭和29年(1954年)初演の作品だが、今観ても誰もが共感するだろう。結局、物語のカタルシスとは耐えに耐えた人間の大爆発に尽きる。力道山がシャープ兄弟と綴った物語は永遠不変、人類のアーキタイプ。誰もが心の奥底に抱えているもの。
経済同友会の理事長、日向進吾氏は国務大臣に任命されそうな大物。由緒ある家柄で家父長として君臨。家宝は代々伝わる1500年前の馬の埴輪。新婚の孫夫婦も同居して三世代の家族を切り盛りするのは厳格なルールに縛られた女性達。
息子、中村利一氏の務める裁判所では愛し合う若夫婦が離婚調停を申し立てる不思議な事件が。
diamond-Z(ダイアモンド・ゼット)というももクロのファンクラブみたいな劇団名。役者陣は本格的で分厚い。
奥様役の菊地美奈さんがとても良かった。これで本業はソプラノ・オペラ歌手というのも凄い。
大旦那役の日向(ひゅうが)進吾氏 は志村喬+加藤武みたいで絵になる。冒頭、顔剃りから始まるのだが突き出た口髭というのも狙いか。
大奥様役の内藤通子さんは物語の要。この品のいい老婦人のクライマックスでの動きに観客はどっと沸く。
裁判官の旦那役、中村利一氏も好演。人の好い、仕事に誇りを持つ立派な男なのだが···。
会場は広く綺麗で観易い。
是非観に行って頂きたい。
この公演に関するtwitter
初日1週間前から「団体名」と「公演タイトル」を含むツイートを自動表示します。
(ツイート取得対象にするテキストは公演情報編集ページで設定できます。)
なっちゃん(@natsutsuji)が出演する舞台『明日の幸福』観てきた!役がぴったりすぎてなっちゃんだった(語彙力) こういう時代を乗り越えてきたんだなぁと思いつつ、今の時代にも通じるものがあって…でも最後の展開はびっくり&おも… https://t.co/4dgW5JYiC0
2年弱前
倉金春 舞台【明日の幸福】 昨日初日の幕が上がりました❣️ 本日、明日と命込めて演じさせて頂きます☆ https://t.co/IWiU3EkT12 https://t.co/17yHmrsKvJ
2年弱前