ひめごと 公演情報 「ひめごと」の観てきた!クチコミ一覧

★ 満足度の平均 ★ ★ ★ ★ ★ 4.8
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  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    舞台美術、生演奏、母と娘のミステリアスなストーリー…とても素晴らしかったです。

    ネタバレBOX

    今の時代は、DNA鑑定などもあって、何でも解明できでしまいそうですが、誰にもわからない真実はあるでしょうし、知らなくてもいい事、墓場まで持って行く「ひめごと」も、あっていいのではないかと思いました。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    当日パンフで舞台美術が「能舞台」をモチーフにしていると知りました。能は見たことがないですが、写真などで知る舞台は確かにこんな感じで松の絵とかがあったような。上手奥の格子の間から見える松の枝が、龍のようにも見えて印象的でした。そして下手に生けてある(草月流だそうです)古い柿の木や、上手の秋の草花も見事でした。
    音楽には韓国の楽器カヤグムが使われ、物語の流れ、登場人物の心情に生演奏がピタリと呼応していたと思います。
    タイトルが「ひめごと」ということで、どんな秘密が隠されているのかずっと気になって最後まで目が離せませんでした。

    ネタバレBOX

    やはり「ひめごと」を持つのは大変だと思いました。翠はお母さん思いの素直な子に育ってくれましたが、私ならグレちゃったかも。だってお父さんが誰かわからないんですよ。劇中で翠が「お母さんが何も話してくれないから、私はお母さんがレイプにあって出来ちゃった子かと思ったこともあった」みたいなことを言ってました。私なら嘘でも「好きな人がいて子どもができたけどその人は死んでしまって(もしくは周りの反対にあって)結婚できなかった」くらいは言って欲しいと思いました。なので、久美ちゃんが簡単に子供を産むと決めたことにも賛同できません。こちらもお父さんが誰だか分からないんですから。

    それと気になったことがありました。最前列の真ん中あたりの席が座れないようになっていて、スタッフさんの説明が「そこの席でないと座れない方がいるので」みたいな言い方だったので、お身体の不自由な方とかのための席なのかなと思っていたら、普通のおじさんが3名お座りになって、しかも観劇に慣れていないのか時々前のめりになっていたので、後ろの方が見辛かったりしないかと気になりました。はっきりと「ご招待席」と表示してあった方が良かったと思います。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    とても面白かったです。思えば前作の半月~から拝見してますが、とても丁寧にセリフや演技から心持ちが感じられるお芝居をする団体さんだなあと感じています。今回も、心の些細な動き目感じられて素晴らしかったです。本当のことはわからないけどお話の中のみんなが幸せになることを祈ってしまいました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    緻密でリアリティのある舞台セット、特に柿の木が素晴らしく始まる前に見入ってしまいました。そしてカヤグムの美しい音色、見る前から期待度高め。
    セットと音楽にピッタリと合ったストーリーで、静かにでも何かを隠している不穏な感じがとても良かったです。スタッフさんの対応もすごく良く気持ちよく観劇できました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    見事な舞台セットの中で繰り広げられる情感深い家族ドラマ、グッときましたね。韓国の民族楽器の琴の生演奏も素晴らしかったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    面白い、お薦め。
    劇場に入ると、そこには作り込んだ舞台美術…当日パンフによれば「能舞台」がモチーフになっているらしい。また上演前には韓国民謡の一つ「アリラン」が流れている。その舞台は韓国の一般的な家庭で見かける床暖房「オンドル」をも連想する。下手には大きな柿の木(草月流華道)、そしてカヤグムが置かれチマチョゴリを着た奏者による生演奏、その雰囲気作りは素晴らしい。

    タイトル「ひめごと」…母の そして一人の女性として歩んだ人生、その中で封印した出来事(思い出)を掘り起こすような。人の人生を詮索する事は出来ない、しかし自分に関係しているとなれば話は別である。ミステリアスな展開に興味が惹かれるが、この家に出入りしている母の教え子の存在が日常生活という今を繋ぎ止めている。そして後々 彼女の行為がテーマらしき「存在=生きている」に結びつくような上手さ。それは単に生きているだけではなく、その代々を遡るかのような家族愛を描く。
    (上演時間1時間50分 途中休憩なし)

    ネタバレBOX

    舞台美術は、能舞台がモチーフであるから、上手に本舞台、隙間ある羽目板の奥に鏡板を思わせ実際に松の枝が室内に伸びている。中央に橋掛かりがある。下手は先に記した柿の木とカヤグム、中庭には落ち葉が…風情ある家屋である。登場人物は5人、ある人物が訪れるまでは平穏な暮らしだったが、淡々とした暮らしの中に “ひめられた”事実。毎日 手紙を書き続ける母(元小学校教師)、現代ではインターネットという手軽に出来る通信手段があるが、それでも手紙は過去と今を結びつけるような。

    秋の夕暮れ、真木森生(川野誠一サン)と名乗るルポライターがやって来る。そして40年前に失踪した写真家を探しているという。彼が手にする一枚の写真は…。この家は母・大沢未散(平田京子サン)と娘・翠(白須慶子サン)、そして2階の賃借人・峠(俵一サン)を含め3人。そして未散の教え子・久美(工藤世名サン)が家事手伝いのように出入りしている。序盤は日常のありふれた光景を仄々と描き、何不自由のない平凡な家族を印象付ける。ただ父親がいないだけ。今まで母から父の話を聞き出そうとしなかったが、この写真家の存在が気になりだして…。

    能舞台に関連付ければ、登場人物の役割はシテ、ワキ、ツレ、アイ等になるのであろう。勿論 シテは母、ワキは娘、ツレは峠、そしてアイは久美といったところであろうか。演劇として観れば、平穏な家族(池)の中に 真木という存在の小石を投げ入れ波紋を広げる。40歳まで母娘2人で生きてきたが、翠の心には父とは違う意味で真木への思慕が生まれる。その出生への疑念と葛藤に揺れる女心が垣間見えてくる。それは40年前の母の気持にも通じるのかも、そんな妄想が膨らむ。役者陣の演技は確かでバランスも良い。それゆえ 淡々とした情景の中に味わい深い物語を紡いでいた。

    天真爛漫のように振る舞う久美、その内心に抱えた不安・自信の無さが、命を宿したことによって「生きる」を強く感じさせる。その「生」という存在こそが何物にも代えがたい大切なものと気づかせる。そして峠の存在と独白が重しとなって、より「生」を感じさせるが、さらに「育てる」「見守る」といった その後を強く意識させる(但し唐突感は否めない)。
    舞台美術、未散や翠の衣装が秋らしい装い、そして舞台技術ー暖色照明の諧調によって時の流れ、音楽は勿論カヤグムの金オルさんの生演奏で抒情的な雰囲気を醸し出す。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    とても良かったです。
    謎めいたストーリー、役者さん達の演技力、素晴らしい舞台美術等、観応えがありました。
    そして、韓国楽器のカヤグムの生演奏が素晴らしく、感情豊かな音色で舞台を盛り上げていました(演者さんの着ていたチマチョゴリも素敵でした)
    ストーリーの中の「ひめごと」は何なのか、事実は何なのか?どんどん惹き付けられ、何とも、もどかしいようなラストも絶妙でした。
    とても良い舞台でした!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    写実的セット(リアル)の中に散りばめられた美の数々(特に柿の木の圧倒感)
    ドラマと共鳴する韓国伝統の弦の音色(形は琴に似ている)
    そして舞台美術には「能舞台」をモチーフに とありましたが、最近 能の世界を拝見したばかりだったので、すごく理解できてこれまた興味深く見惚れてしまう要素
    ゆったりした美しいリズム、舞台が現実(客席)とはまるで別空間でありながら、それでいてしっかり存在していたのは、役者さんの確かな演技力に加えてこうした「能舞台」のテクニックや色んな美意識が仕掛けられているからだと
    まるで物語の中に「ひめごと」が隠されているのと呼応し合っているかの様で
    それ故不思議に味わい深く染み入ってくる作品でした

    物語が丁寧に紡がれていく中、もうお母さんがとんでもなく「ひめごと」を持っていそうで、「あっ そうか、もしや」と、こちらの想像も登場人物と一緒になって膨らんでいき・・・

    これはもう役者さん5人とは思えないくらいの広がり、そして人の見え方の移ろいと言ったら
    ミステリーな風味もしてネタバレ厳禁ですが、とても上質な終わり方だと思いました

  • 実演鑑賞

    良い舞台だったと思います。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    すごくいい作品でした。時間のたつのも早く
    良い時間をありがとうございました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    劇場に軽い気持ちで足を踏み入れた途端、ビックリさせられた。
    あらすじから、茶の間のセットが置かれているだけだと想像していた。
    な、なんと、能舞台のセットだ。
    これは必見だ。
    小劇場で能舞台が観れるなんてめったにない。
    柿の木と落ち葉は本物か?

    たぶん、隠された真実が明らかになるだけだろう、と簡単に考えていた。
    もちろん、それだけでも他人の秘密を覗き見できて、おもしろい。

    そんな単純な想像していた自分が恥ずかしくなった。
    もらったパンフレットを読むと、なんと奥が深いことか。
    ここまで、考えて作られた作品。驚きだ。

    花と音楽で彩られた...
    ということで、韓国の楽器カヤグムの生演奏が聴けた。
    初めて聴いた。素晴らしい!!!
    これは目玉だ。

    出演者の熱気が、肌に伝わってきた。
    ストーリーもミステリアスでおもしろい。
    本当に観てよかったです。



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