満足度★★★★
ハートウォーミング大会(笑)
09年08月の『斬(きらず)』が本格娯楽時代劇だったのに対して今回は現代が舞台のハートウォーミングファンタジー。
前半は3つの流れそれぞれのつながりが見えづらく、時系列的な関係も読みにくいので戸惑ったものの、それらが合流して1つの大きな流れ(奔流?)になる後半はハートウォーミング大会(笑)で、これまたツボを突かれる。
で、その内容にしても演出(選曲も含む)にしても、よく観る(よりによって前日も観た(笑))某人気劇団に通ずるものがあり、初演を観ていない上にチラシなどの説明は漠然とした短い文章だけで事前情報が乏しいのにもかかわらずどこか懐かしい感覚(あるいは既視感?)があったのは、そのためもあるかも?
満足度★★★★★
生きていることに感謝したい・・・
この作品に出会えて、感謝したいです。
自分は、まるで一人で生きているかのような錯覚に陥っていたことを、とても反省しました。
自分のまわりにいてくれる人へ、そして、自分が気づいていなくても、見守ってくれている人がいることに、心から感謝したくなりました。
日常の生活の中にこっそりとやってきてくれた、メルヘンの世界。
登場人物もみんな、メルヘンの世界の住人のように愛らしく、美しかった・・・ちょっぴりはちゃめちゃなところも、魅力のひとつでした。
最後は、舞台と客席、みんなで「いのち」をみつめ、そして、生きていることに感謝を捧げるひとときを共有できたような感動を覚えました。