満足度★★★★
イイ作品に巡りあえてシアワセ
結婚後僅か1週間で事故死した男の葬儀当日、故人の母、妻、妻の姉・弟と配偶者、故人の大学時代の友人グループなどが集まるが、故人の霊とそのガイド役らしき男もそこにいて…な物語。
チラシに書かれた内容から想像したものとは若干違っていたものの、急逝した人物が遺した者たちに想いを伝える、という基本的な部分は期待通り(※)で満足度大。
※ 「椿山課長…」的かと思っていたら「煙が…」(奇しくも約1ヶ月前にここで観た)風だった、みたいな?
前半は故人の霊があまり登場せず、遺された者たちそれぞれの故人に対する想いが語られてしみじみ(←「予想よりシリアスなのか?」とさえ思ってしまった)、後半は笑いと感動が交互に押し寄せる、という構成もなかなか良く、「煙…」のおばあちゃんのように霊が見えるの?な妹が実は見えていないとか、想いを伝える方法がかなりチカラ技とか、そんなところも斬新で愉快。
またもやイイ作品に巡りあうことができてシアワセ。