女中たち 公演情報 女中たち」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
1-3件 / 3件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★

    円地晶子さん、黒河内りくさん、月船さららさんの三人芝居。中心は女中役の円地晶子さんと黒河内りくさん。本当に「ごっこ」に見えてしまったので、どうなんだろう。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2022/12/18 (日)

    価格5,150円

    18日13時開演回(120分)を拝見。

    2015年に初めて「女中たち」を観たときは、事前の予習無しで臨んだため、作中の「奥様と女中ごっこ」が把握できず、???のままで終わったが、筋書きは承知の今回は、さすがに迷うことなく、じっくりと作品を鑑賞することが出来た。

    クレール(妹):黒河内りく(くろこうち・りく)さん
    奥様:月船さららさん
    ソランジュ(姉):円地晶子(えんじ・あきこ)さん
    の座組は、演技の技量・熱量は勿論のこと、役者さん各自の個性も相まっての(こういう言い方が適切かどうかは自信は無いが)まさしく”華やかな魅せる"「女中たち」!
    120分の上演時間を存分に愉しめた。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    ジャン・ジュネの『女中たち』、タイトルだけで敬遠しそうな難解なイメージ。ジュネといえばAUTO-MODを連想するが。
    いざ始まると現れる黒河内りくさんが驚く程綺麗。気品のあるアイドル顔。一気に世界に没入させられる。山口淑子のような古き良き日本映画のヒロインの趣き。
    演劇ユニットdéfi(デフィ)の主催者、円地晶子さんはどこか”男装の麗人”川島芳子を思わせる。内面と外面が時折引っ繰り返るようなテクニック。
    満を持して現れる月船さららさんは二人の醸成した空気に切り込んでいく。目鼻の凝ったメイク、発声や話法に実験的な過渡期の挑戦。異常なハイヒール。
    セットや美術、衣装が見事、本格的な雰囲気。
    年の瀬、どっぷりと文学の退廃美に首まで浸かる快楽にお薦め。

    女中の姉妹、ソランジュとクレールは奥様の留守中に「“奥様と女中”ごっこ」をしている。旦那様は逮捕され、奥様はまだ帰らない。嘘と本当のごっこ遊び。目覚まし時計がジリリと鳴れば全てはおしまい。

    ネタバレBOX

    サイコドラマと呼ばれる心理療法がある。患者達に演じさせることによって内面を解放させていくもの。例えば自分が被害に遭った事件の加害者役を演じ、他人が自分役を演じていく。誰かを演じることにより、自分のままでは言い出せなかった本音が表現されていく。自己啓発セミナーでもよく使われる。

    モデルになったものは『パパン姉妹事件』。住み込みの女中姉妹が屋敷の夫人と娘を襲い生きたまま両眼をくり抜いて惨殺したもの。二人は近親相姦の関係であった。

    観ていて思ったのは、これは喜劇なんじゃないかということ。話の展開、構造が笑いの要素を宿している。致死量の睡眠薬を混ぜた煎じ薬を飲ませようと用意しても、勿論奥様は飲んでくれない。二人の女中の企みは何一つ成功しない。妄想とごっこ遊び、無力感と空虚な長文台詞。多分、チャップリンに演出させた方が正解が出るのでは。

このページのQRコードです。

拡大