期待度♪♪♪♪
いま観ておかなければ・・・
この物語に出てくる美女とは、山姥のような存在だったのでしょうか。
これまでも何度か映画化、舞台化されている有名な作品ですが、東京演劇アンサンブルがどのように仕上げたのかとても興味があります。
いつも美しい舞台面なので、年末の「銀河鉄道の夜」に続き、幻想的な舞台となると期待しています。センスのよいダンス場面もこの劇団の魅力のひとつ。民藝と初期の劇団四季が合わさったような感じの劇団です。
実は、この作品、主役の公家さんの怪我により昨年公演中止されてしまったのです。身体的負担も重いのか、年齢的にも公家さんでこの役を観られる機会は今後そうないかもしれません。いま観ておかないと、という気持ちもあります。ニューヨーク公演の劇評では、公家義徳の演技は特に高評価だったそうです。やがて若手にこの役を譲ったとき、ぜひ公家さんに演出してほしいといまから期待を寄せています。