幸福な王子 公演情報 幸福な王子」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.3
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★★

    “主題と変奏曲” 的スタイル
    オスカー・ワイルドのあの有名童話を楽園王+の長堀博士の作・演出でという企画、ちょっとしたプロローグの後に展開されるのは思いの外原作に忠実なストーリーで少なからず驚いていたら、続いて上演された「シンクロ」(←第2章と当日パンフに銘打たれている)が「幸福の…」をベースにしたオリジナルストーリーなので「あぁ、“主題と変奏曲” 的なスタイルなのね」と納得。
    で、キモの部分だけ覚えていた原作を「あぁ、そうだった」と懐かしく思い出すとともに当日パンフに感化されたのか「確かにワカラン」な感も…(笑)
    また、王子からの「贈り物」を届けることで他人の幸福を目の当たりにし、おそらくはそれを我がことのように感じながら最後に力尽きるツバメにちょっとだけ「マッチ売りの少女」(←not 別役作品)を連想。
    あと、「シンクロ」が実は原典の中で王子が「贈り物」をする先の1つを描いたスピンアウト(とはちょっと違うか?)作品であることが最後に判明するというのは巧い。
    なお、奇しくも対面式客席で車椅子に乗った人物が出て来るというのが前々日に観たものとカブる。ホントに今年はカブりが多いこと…(って、前々日の車椅子は予定外なモノなんだが(笑))

  • 満足度★★

    幸福な・・・
    やってる人達がとても楽しそうだった。

    それはとてもよい事だと思う。

    ネタバレBOX

    でも一体感は感じる事ができなかった。

    脚本
    役者
    演出
    音響
    照明

    ひとつひとつは面白いものの、
    お互いの旨味を引き出すまでに至っていないように感じてしまった。

    ある程度のレベルに到達した表現者達が
    自分の引き出しを持ち寄ってはいるものの、
    そこから新しく何かを生み出した気配を感じる事ができなかった。


    がざびぃという空間との相性はよく考えられていたように思う。

  • 満足度★★★★

    観に行きました
    作・演が長堀さんだけあってやはり独特な感じがしましたが、あの演出された空間が個人的には好きなんので今回も浸るように観ていました。

    迷い込んでみると案外面白い、幸福な王子。
    これって結構複雑な心境になる話だったんですね。

    語りの部分の動きがほとんどなくて若干退屈しましたけど、想像してました。
    劇場自体の使い方も悪い感じしませんでしたが、ほとんど素舞台って考えると若干チケ代が高かったかなと思いました。

  • 20091219
    ン、)ノ

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