満足度★★★★
アフタートーク付でした
前作の『国盗人』に引き続き観ましたが、今回の方がお芝居自体もシンプルだった事もあり、原作にかなり近い感じのお芝居で、一般のお芝居と変わらない感じで観ることが出来ました。『マクベス』のような短い芝居は、狂言との親和性もいいように思います。秋山さんはじめ、魔女?の三人もとても良い感じでした
満足度★★★★★
引き算の魅力が活きた
野村萬斎が最近演じてきたギリシャ悲劇ものや「国盗人」と比べても出色の出来栄えである。前作については、演技に彼の癖が出すぎていたため、私はあまり良いと思わなかったが、本作は、狂言とも共通する「引き算の魅力」が出ている。
萬斎は本作について「表現のうえでは狂言の『き』の字も感じさせないであろうこの演出作が、精神性や視点のうえでは狂言に通じるものが多大であるということは、自分自身でも非常に興味深い結論です」と述べているが、まさにその通りの作品です。余分なものを削ぎ落としながら、見事な構成・演出により、「マクベス」の世界を提示している。彼が狂言師だからこそ、演じ、演出できたと言えよう。
これを海外でも上演したいと思っているそうだが、海外でもきっと高く評価されるにちがいない。「マクベス」はさんざん観ている、あるいは、シェイクスピアは好きじゃない、興味がないというかたにもぜひ観ていただきたいと思う一作である。
満足度★★★★
萬斎さんのシェイクスピア作品は、本当にカッコイイ!!
はじまりから、いきなり感動するような演出!めちゃめちゃカッコイイ!ホント綺麗だし、宇宙っぽくて素敵だよ!ワクワクする始まり方に、興奮しちゃったよぉ~♪萬斎さんのシェイクスピア作品は、本当にカッコイイ!!