シューティングスター 公演情報 シューティングスター」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 満足度★★★★

    おもしろかった
    演劇というよりはエンターテインメント寄りなのですが、
    ただ賑やかなだけでなくちゃんと起承転結のついた
    ストーリーが裏打ちされていることに好感が持てました。

    YouTubeでの、活発な映像発信をみてもわかるとおり
    かなり「視覚」を意識した演出になっている気がします。
    あ、決して映像美という意味ではなく、視覚。

    故にビジュアルにこだわる劇団にありがちな「どや顔」を
    感じさせない。作品を作った自己満足ではなく「伝えたい」
    という気持ちが溢れていて、爽快な気持ちにさせてくれます。

    念願の劇団スカッシュ。観てよかった!

  • 満足度★★★★

    思いは空を越え確かに届いていた
    初見の団体。完全にチラシに魅かれ見に行きました。
    なんかダメな人たちのあと一歩、そこからの一歩を描いた程よく温かいお芝居でした。以下ネタばれにて。

    ネタバレBOX

    衣装や音響、舞台装置、さらには役者さんたちのセリフの言い回しやテンションなど、どこか煮え切らない諸々のチープさが開演直後から妙に引っかかって気になっていたのですが、芝居が進むにつれてそのチープさが逆にクセになり笑わされてしまいました。あ、わざとなんだなと。むしろこの独特のクセがこの劇団の色なのかも知れませんね。

    お話としては様々な登場人物たちが色んな方面で微妙に関わり合ってくる群像劇でした。あ、実はこことここがつながってたんだ、みたいな。そのつながりがまた良い意味で「雑」な感じでした。

    特に光っていたのが馴れ馴れしいチャリ野郎を演じていた藤代知己さんと作・演の大塚竜也さん。特に大塚竜也さんのユーモラスな雰囲気は大好きでした。

    ♪はなれてーても(くっついーててだっけ?)というあの不思議な歌は確かに耳に残ってしまいます。微妙に名曲。最後のダンスもコミカルでいい味出てました。

    ただこれは吉祥寺シアターでわざわざやらなくてもいいだろうとは思いました。広さや高さを十分に活かせていない演出や演技が若干もったいなかったようにも思えます。辛口で言えば値段には見合わない。

    それにしても宣伝美術の柴田ヨクサル先生の描くチラシは素敵すぎますね!できればウチの劇団にも描いてほしいぐらいです。

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