キレイじゃなきゃいけないワケ 公演情報 キレイじゃなきゃいけないワケ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★

    リアルで等身大でした
    主人公の日和見的な行動・言動。周囲の環境や人間関係。良く出ていました。輸入物の話とはいえ、演じるのが日本人なので名前の応酬に微妙に違和感を感じたりしました。生きていくのは苦しいことなのかなぁ、などと考えさせられました。

    ネタバレBOX

    妙に主人公のカップル以外が、本場のアメリカ風に見受けられましたが。メイクだけではないような気もしましたね。

    えー遅刻して最初の10分程見れませんでした。すみません。
    なので、最後にひっくりかえされたゴミ箱の中に入っていた、
    ボクシングブローブはどう使われていたのか、大変気になりました。

    日常に流されて、あと一歩が踏み出せないもどかしさみたいな空気が、
    うまく伝わってきました。

    それにしても、別れの時の主人公への手紙はインパクト強かったです。
  • 201001101400
    観劇

  • ザムザがTPT空間に
    客席に土足で入れて、しかも指定席でした。あのザムザが完全にTPT空間になっています。千葉さんの演出がとても良かったです。

  • 満足度★★★

    高畑こと美さんが良かったです。
    サスペンデッズで爽やかで純真な妹役を好演されていた高畑こと美さんが出るということで、初TPTでした。

    海外の高品質な戯曲を日本で上演してくれる団体としてずっと気になっていたし、見たかったのだけどようやく見ることができました。

    ただ、自分が期待していたTPTとはちょっと違っていたみたいです。
    今回はコメディーだからでしょうか。アメリカのコメディーは日本人と感性がズレるので、そのまま受入れられないんです。

    ネタバレBOX

    扱っている題材は面白いと思います。

    付き合っているカレに自分の容貌を「普通」と言われてしまった女性。
    「見た目は普通」とは言っても、やはり彼女の事を愛している男。
    男の同僚で、付き合っている彼女がいながらも他の若い女にちょっかいをだしてゆくプレイボーイ。
    そして美しい容貌を持っていて、子供の頃から周囲から特別に扱われてきた女性。

    その4人が織り成す男と女の微妙な関係の物語。

    ザムザという決して広いとは言えない劇場ですが、会場に入るとステージ側は別世界というような、アメリカの夜のブルーカラーの職場と工場を思わせる冷たい感触漂うセットが組まれていて期待が高まりました。
    ザムザ特有の「靴を脱いで上がる」というのがないのも見やすくてよかったです。

    TPTはもっと思い重厚感のある戯曲をやるのかと思っていたので、軽さに驚いた。
    翻訳ものらしい言葉の堅さとかはあるけど、役者は本当にそういう人いるな、と思わせるような、個性的で活き活きとした人物になっていました。

    ただ、ありふれたストーリーが不満。
    顔の美醜で喧嘩をして分かれた彼女。
    分かれて他の男をみつけて、再会するたびにどんどんきれいになってゆく。
    それに引き換え男はいつまでもウジウジした感じで。

    1時間範囲内に収めてくれたら見やすかったと思うけど、これで2時間きっかりは正直キツイです。
    セットが良くても、役者が良くても、肝心のストーリーがこれだと、ザムザの背もたれのない席での腰の痛みばかりが気になってしまった・・・。

    役者さんは好演です。
    高畑こと美さんは、最初出てきた時はギャルっぽい格好で唖然としてしまったのだけど、出てくるたびに綺麗になっていって、それにつれて精神的にも女性として成長していく役を好演されてました。
    あと山田ジルソンさんが魅力的で面白いです。

このページのQRコードです。

拡大