リズム三兄妹 公演情報 リズム三兄妹」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.4
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★★


    不思議な面白さ満載。

  • 観劇
    観劇いたしました。

  • 満足度★★★

    ちと長い気もしますが
    宇田川さん西田さんはすばらし、あ召田さんはもちろん

  • 満足度★★★★

    召田実子の圧倒的存在感!
     前作「ヘアカットさん」で岸田戯曲賞にノミネートされて波に乗る岡崎芸術座が、2年前の話題作を横浜のげシャーレにぎわい座で再演した。神里雄大は身体とそのリズムにこだわる演出家だ。リズム三兄妹にはまさにそのエッセンスが詰め込まれている作品。

     開幕からしばらくの間は、いったい何が始まるのか、この作品は何をしようとしているのかよくわからなかった。しかし、次第にドラマが動き始め、テンポが速くなっていくと俄然面白くなった。そして極めつきは召田実子の登場、恐るべき破壊力と恐るべき存在感を持った女優だ。1月のFUKAIPRODECE羽衣でも存在感を見せたが、今回は全ての登場人物を食って彼女のオンステージのように見えた。リズムをテーマにした芝居で、わざとリズムをはずすということがいかに難しいことか。そしてはずれているんだけど、それでいながら召田実子という存在はまさにリズム感の塊だった。

     神里雄大の演出はまるで巧妙なオーケストラのようだ。静かに静かに始まり、主旋律をさりげなく繰り返しながら、最後に全ての楽器で(役者のこと)クライマックスを作るという手法。それらを計算づくでなく、神里雄大の感性でやってしまうのであろうと感じた。戯曲家としてだけでなく、演出家としても将来が楽しみである。

     巣恋歌を演じた西田夏奈子の歌も魅力的だった。

    ネタバレBOX

     地明かりのように見せて、要所できらめく照明と、センスのいい音楽も素敵だった。ラストシーンはただ、あっけにとられて観ていた。
  • 満足度★★★

    リズム三兄妹
    初演の面白さと比べてしまうと、微妙。
    単体で観ようと思うと、きっとそれなり。
    西田夏奈子さんは、すばらしかった。

  • 変則なリズム
    再演を初見。会場も初めてで、寄席の地下にこんなスペースがあるとは意外だった。
    作品に関してはなんというか、演出のゆるさがねらいだというのはわかるけれど、私にはちょっとゆるすぎて、反応としては苦笑と失笑の入り混じったものになってしまった。

    ネタバレBOX

    トイレで大のほうをして、ポッチャンとブツが落ちたときに、勢いでしずくが跳ね上がって自分のお尻に付くのを、「お釣りがきた」と表現したりする。
    この芝居では、バケツをトイレに見立てて、財布の硬貨をチャラリンとバケツに落とし、紙幣でお尻を拭くというのをやっていた。硬貨は釣り銭ってことだろう。
    もちろん役者が実際にお尻を出したりはしない。服を着た状態を裸とみなして、その上に別の下着や上着を重ねており、脱ぐのは重ね着をした上のほうだけ。入浴の場面も同様。
    あらすじというのも一応あるけれど、ストーリーよりは場面場面のとぼけた趣向というか演出を楽しむ作品だろう。前述したとおり、それが私にはどうもゆるすぎて・・・

    三条会の橋口久男も出演していた。序盤でしばらく、ソファを演じるといって、そのまま家具になる場面がある。何分くらいだろうか、私が見た範囲では、ほとんどまばたきをしていなかったのがすごい。ドライアイ気味の私には絶対に無理だ。
  • 満足度★★★

    召田さんすごい!
    召田実子さんの演技は、正しく体当たり!余人をもって代えがたい・・・とはこのことですねぇ。
    ただ、この舞台の素晴らしさが分かる人はひょっとしたら少数派かもしれません。で、自分は、どちらかというと残念ながらそうした審美眼に欠けた多数派ではないかな・・・と、恐れおののいております。

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