真っ赤なブルー 公演情報 真っ赤なブルー」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-11件 / 11件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    鑑賞日2022/09/18 (日) 19:00

    U-33projectの脚本・演出を担当する結城ケン三と、route.©︎の脚本・演出を担当する平安咲貴が、お互いの脚本をチェンジして演出するというコラボ企画。真逆のようで似ている、似ているようで真逆な両団体をぶつけるとのことだったのだが、私は両団体とも未見であり、この公演を観た限りにおいては、脚本も演出もどちらも似たような内容で、その違いというのが見極められなかった。

    2編で16名に及ぶ出演者(全員が女性)の中にも、「U」でお化け屋敷の従業員・猫屋敷を演じた松下芽萌里以外には、これといって惹かれるものを見出せなかった。松下は舞台上手奥に正座して、前方で主人公・正見らが演じている姿をじっと見ている上目遣いが本当に妖しく、この役者だけは他の舞台に出ている姿を観てみたいと思わせたのだった。

  • 実演鑑賞

    日曜日のソワレが好きで、よく行ったものです。
    最近日曜のソワレって無くなりましたねえ。
    すっごい久しぶりの日曜ソワレ。それも良かった。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    意図的なのか、たまたまなのか、どちらも女性8人でのお芝居!
    同じ演目ではないので、演出の違いを強く感じはしなかったですが、交換することによって、2つ並んだ時の観やすさが増したのかな!?と、感じました
    テーストの違う2つの作品でしたが、どちらも面白かったです

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    2作品とも、生きづらさを感じている女子の話であった。多少自意識過剰の気もするが、なかなかに考えさせられました。

  • 実演鑑賞

    両作品ともに今日マチ子的なものを感じました。
    私の好みは断然「U 」だなあ。
    ルートC、見てみたくなりました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    不思議雰囲気のな2作品。真っ赤でブルーでなんとなくタイトルの意図がつかめた感じ。台風接近でも京浜東北が遅延しても行って良かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    脚本の取り替えっこ、演出の取り替えっことも言えるけれど結果的に 「生きること」と戦う少女2連作みたいになっていて興味深かったです。
    確かに違う個性なのだけれど、何か凄く似た者同士じゃん!的な部分も同時に感じられたり
    それぞれに自身が書いたものと同じくらい一体化した状態で落とし込まれているんだろうなーと思いながら拝見しました。

    生きていくうえで主人公少女が挑む相手として1作目 結城さん脚本では少女自身(自分の内面)なのに対して2作目平安さん脚本では社会(特に大人)に目を向けているのが特徴的
    1作目は自分の意志というものが全く無い自分をとことん見つめ直して追い込んで、結果 自意識をめっちゃ肥大させながら(笑)自身のあるべき姿を追い求める結城さんらしい作風。
    2作目、これを観ている自分って少女からピストルを向けられる立場にあるのだなぁと、ちょっと哀しくもあるけれど、そうかもね、そうだよね、頭の片隅でそう意識しておいた方が良いよね、と
    周りの同級生よりちょっと真面目で繊細と言えば良いのでしょうか、こちらの少女も生きづらそう、でもってハードボイルドファンタジーな世界観

    やっぱり主人公と同年代の人が観ると(頭で考えてじゃなく感覚的に)同調できる部分があるのかなと、そんな目線からの感想も聞いてみたいと思いました。
    女子高生を対象に上演するっていうのも良さそう。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    二作品…どちらも若い女性の心象風景を描いた内容。本公演は、U-33projectの作 演出・結城ケン三氏とroute.©︎の作 演出・平安咲貴女史が互いの脚本を交換して演出をつけあうという企画。奇しくも同じような題材のように思えるが、テーマらしきものは事前に打ち合わせをしたのだろうか。

    物語として紡ぐには、少し難しいような独特の世界観を表現しようとする。そして何となくではあるが肯いてしまう、もしくは共感する、といった妙味を持つ作品。観せ方は共通しているところもあり、不思議と二作品が影響しあっている。例えば自分(主人公)と別の自分を対置させることによって、主観と客観の両面を巧く描けること。当日パンフに「真逆のようで似ている、似ているようで真逆な両団体をぶつける事で起こる科学反応」と記しているが、その目論見は成功したと思う。
    (上演時間1時間35分 転換5分)

    ネタバレBOX

    舞台美術は、奥を一段高くし通路のようなところに切り板 木材を張り合わせて作ったオブジェのような飾り。壁にも同様のもの。そして幾つかの箱馬と同型の椅子があるだけのシンプルなセット。それぞれの上演前にタイトルにある赤またはブルーの照明で枝影を映し出す。妖しげな美しさが印象的だ。

    (上演順)
    《route.©️》
    『U』 作/結城ケン三  演出/平安咲貴

    主人公・佐藤正見〈まさみ〉は自分の意思というものがなく、すぐ他人に頼ってしまう、相談してその意見に従ってしまう、困ると嘘をついてしまう。そんな困ったちゃんである。そんな自分に別の正見A・B・C(3人)を登場させ、内面と対話するような客観的な観せ方。本人も含め4人は白い衣装で同一人物を表現している。先の 頼る、相談する、嘘をつくの場面を具体化するために、猫屋敷、苺谷ミルク、超在-チョウアルという人物を登場させる。こちらは外面という存在ゆえ、私服(浴衣含む)という外見上の違いを観せる。さらに黒衣装の人物が1人おり、冒頭 自分・正見とは反対の方(後ろ)を向いている。人生とは自分が主人公…といった哲学的な台詞があるが、この世界観は劇中劇という形を借りた自分探し、自分であり『U』=『you』でもある。ブルーな気分を妙味ある物語に仕上げている。

    《U-33project》
    『愚者の恒心』作/平安咲貴 演出/結城ケン三

    主人公・ペケは女子高生、そして影響を受けたのが真理恵ちゃんという赤いワンピースを着た女の子。それ以外の6人は白いブラウスに黒ズボンで統一。それは特定の人物ではなく、むしろ社会であり世間を(役名を?で)表しているよう。
    ペケは自分を「僕」と言い、何かと戦っている。女子高生が「私」ではなく「僕」、そこに性差に対する偏見や差別への嫌悪が見えてくる。あくまでそれは一例に過ぎない。「病(傷)んだ空気は美味しくない」という台詞に込められた思い、それが銃口(ゆび鉄砲)を向ける行為へ。しかし、描かれているのが満員電車内の不快感、クラス内の人間関係(苛め等)といった身近にある不満に鉄槌を下す。最低な感情(理不尽)を取り除いたら最高に気持ち良くなれるのか。理想の現実とは…。屋上で出会った少女 真理恵ちゃんとの ひと夏の寓話か。

    自分が求める完璧な世界、そのためには社会(世間)と対峙(退治)する。『U』と異なり動的な印象を受ける。それは白いウエストゴムを器用に変形させ、ドアや車両を形作ることで、空間的な広がりや違う場所/光景を見せる。また「?」達が倒れるたびに赤い紙吹雪、もちろん血しぶき(真っ赤)イメージが美しくもあり刺激的である。演出の違いが一目瞭然となる面白さ。

    ポップに憂いを描く、鬱々しさを可愛く描く、その科学反応は面白い内容であり、企画であった。次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    2作品とも、独特の雰囲気と不思議感がありました。
    伝えたい事は分かったような気がしますが、果たして自分の理解で良いのか・・。
    ですが、タイトルの「真っ赤なブルー」という意味が分かったような気がしました。
    役者さん達、熱演で、可愛くて、ついつい口元が緩みました。
    面白かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    主にU-33の皆さんを拝見していて、コラボ企画を本日観劇させていただきました。いつもより少しブラックな感じを受けましたが、いつも通り少し不思議だけどメッセージはしっかりしている感じで見させてもらいました。好き好きはあると思いますが、面白かったと思います

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2022/09/15 (木) 14:00

    2劇団のコラボ企画で短編を2本。面白い。(1分押し)43分(転換4分)45分。
     U-33projectとroute(C)の2劇団が、それぞれの作・演出が書いた作品を他方が演出して上演する企画。単なる短編コラボでないところが面白い。どちらも若さを感じる脚本だが、感触は大分違う。
    『U』作:結城(U-33),演出:平安(route)
     自分の意見を持てない少女・正見が自分を客観的に見て分析しようとする物語。若さゆえの苦悩が巧く表現されているが、客観的に見る正見と見られる3人の正見という構造が抜群に面白い。オチと言うかエンディングも見事。
    『愚者の恒心』作:平安,演出:結城
     一人称で「僕」を使う少女ペケの生き辛さを描く。ペケは屋上で真里恵ちゃんに出会うが教室では同級生に疎まれ…、の物語。本来なら嫌な気分になるはずのシーンが続くが、なぜかそんなに嫌にならない作りは、脚本の力か演出の妙か。ペケを演じる市原麻帆の佇まいが魅力的だ。平安の書くセリフがさまざまに美しい。

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