満足度★★★★
ほっこりとしたオトナの童話
一言で表現すれば「オトナの童話」。人間の言葉を解する(が、会話ができるワケではない)猫やその他の動物たちも絡めて描く「悪人」など登場しない「ほっこり」とした優しい世界、ある時点でそれまで断片的に提示されてきた「教授の初恋」「大火の時に助けられた少年」「現世の存在ではなさそうな「神様」」などの情報たちがドミノ倒しの駒の如く次々に関連付いて全体像が見えてくるのが快感。
また、「神様」にしても「ししゃも」にしても登場した瞬間に猫だとわかるし、カエルやエリマキトカゲ(さすがにこの2種は劇中で紹介されるまでそれであるとはわからなかった(笑))も擬人化しているのが愉快。
さらに彼らの衣裳も「なるほど言われてみればそんな感じ」程度にとどめていて、そのセンスも◎。
満足度★★★★
重なる世界に見えるもの
どこか断片的に表現されているいくつかの世界を追いかけていると、
ふっとひとつにまとまった世界がみえてくる。
なにか魔法にかかったように
わくわくと
その世界を旅してしまいました。
満足度★★★★
蜂蜜さがし。
スカスカしている印象もあるんだけど、それはシーンの多さのせいかもしれない。
でも、なんというか蜂の巣の部屋を一つ一つあけて蜜を探していくような楽しさがあり。
なんでもなく見える部屋もあるけど、蜜のある部屋にあたると、甘くて幸せになれる。
個人的には小川拓哉さんのたたずまいが好き。
満足度★★★
少し温かくなりました!
人付合いの上手い妹と、下手な姉の対比が面白かったです。
そして、猫には猫の人付合い、ペット付合いもあって大変ですね。
猫好きに悪い人はいないし、少し温かくなりました。