満足度★★
看板役者は、出演せず
違和感テンコ盛りの作品である。
商業演劇がごとく、韓流スター俳優の名前を前面に
出したチラシの構成というか宣伝なのに、
東京の週末公演は、その人は出演していなかったり、
片方が韓国語、片方が日本語で、会話をしたり。
どんな翻訳機をつけているんだ!とつっこみたくなるほど。
とはいっても、韓国語の俳優が唐突に日本語で歌ったり。
なんだ、こりゃ。
お話は、
「で、あなたは何がいいたいの?」と
言いたくなる程度の薄っぺらい話です。
戦争の話を描く場合、
凶弾を恐れずに、しっかりと意思を持って表現しなければ
あまりにも無礼と思います。
歴史の事実は、忠実に描き、
それを作家は、どのようにしていくいくことが
よいことなのか、
観客に委ねるって締めくくりもいいけど
この手の作品は余韻よりも、着実な視点を
表現したほうが、締まると思う。