満足度★★★★
チョコレートコーティングされた柿の種
ナンセンス、ブラックの2種類の笑いと昭和中期の松竹映画のような人情・ペーソスという一見異質なものが程良く配合されて意外な味を出しているのは「チョコレートコーティングされた柿の種」(←実在する)の如し。
ちなみに装置は吉本新喜劇風ながら内容はドタバタではありません。(笑)
で、その装置、舞台がラーメン屋だけに壁に短冊メニューがあり、半ばお約束のように「謎」が…。と言ってもドサクサに紛れて「ゲルググ」があったりする(←某公演で目撃)のではなく、「五点盛り」よりも高い「三点盛り」(高級素材を使っているのか量が多いのかはたまた…)とか、普通盛り280円に対して大盛が600円のチャーハン(値段がちょっと高いのに量が2倍というのはよくあるが、値段が倍以上ってどないやねん)とか、そういうタイプ。
また、「教授」とロボ妻(笑)のエピソードなぞ奥が深く、ふくらませればそれだけで1本の芝居になりそう。それ関連ではラストシーンもさり気ないがなかなかステキ。そういえば天馬博士がトビオ(「アトム」と命名される前のあのロボット)を手放した(というよりは捨てた)理由も連想。
欲を言えば時々挿入される回想場面がいつ頃のことであるのか(どころか回想であるかどうかさえ)しばし判断に迷うことがあったので、そこのところがわかり易ければより良かったのではあるまいか。
満足度★★★★
一貫したスタイルを感じる
前回に続き、展開、構想が大幅にずれ込むことはないので、
PMCを見続ける事でお芝居自体が見やすくなると感じた。
その分物語が読めてきてしまうのも事実。
面白いの水準は越えているように思う上で、
もう一歩!と、見てるこっちが欲張りたくなる。
満足度★★★★
笑いのツボが
いや、予想以上に面白かったんですが、微妙に笑いのツボに関しては個人的には違ったかな。決して面白くないというわけではなくて、個人的にこういう笑いは嫌いじゃないけど、イマイチ苦手なのかも。
それよりも、お客さんに見せやすい作品構成、ストーリー、そして観たい部分をきちんと見せてくれる演出に心打たれました。予想外でしたね。
次回、時間があったら観に行こうかなと思いつつ。
満足度★★★★
もっとナンセンスを(笑)
吉祥寺に似合わぬナンセンスギャクのオンパレード(笑)を期待してたのだが、吉祥寺に遠慮した(どんな遠慮だww)ギャクに抑えてたような感じだったかな。あ、でもナンセンスギャクが無い訳ではなく、時事ネタも交えながらも多々あり笑わせていただきました。
ただ、もっと以上を期待していただけです(笑)
舞台は、笑わせて笑わせながらもラストは心温まるお芝居となってました。
なかなか面白かったです。
ただ、過去の場面がすぐに過去だとはわかり辛いように感じたかな。
まあ見てればわかってくるので、気にしなければ問題ないと思うが。