ランドセル★ガール 公演情報 ランドセル★ガール」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★

    長すぎる
    2時間を越えた作品なのに内容は薄い。必要ない箇所を間引きして1時間30分にしたら違ったかもしれないが、それでも必要ないキャラが出すぎ。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    2時間を越えた作品なのに内容は薄い。必要ない箇所を間引きして1時間30分にしたら違ったかもしれないが、それでも必要ないキャラが出すぎ。

    以下はネタばれBOXにて。。


    「高校生になってもランドセルを背負っている美幸。美幸がランドセルを背負っている理由とは?」がキャッチフレーズだったが、どうやら、主軸は妹の咲子の方なんじゃないか?と思わせるような舞台。
    つまり、誰が主軸か?のポイントがはっきりしてないもんだから、物語全体が間延びして締りがない。それでも開演30分くらいまでは、コメディ的要素があって楽しめたのだけれど・・後半がキツカッタ。

    高校生になってもランドセルを背負っている小石川美幸、「ピーヨ!」しか言わない登校拒否の小学生の小石川咲子、彼女らの自分勝手な行動を温かく笑って見守るコーヒーショップを経営する父親。しかし、小石川家の3人は一様にさわこ(美幸と咲子の母親)が死んでしまってからさわこを慕うあまり心に闇を持っていた。

    この父親のコーヒーショップに集まる面々が小石川家に絡むという人情劇を脚本家は見せたかったのだろうけれど・・、とにかく盆じいとコーラ兄の掛け合いがウザイ。盆じいはただただ大声でどなるだけで、でんでん面白くない。コーラ兄もしかり。いや、キャストの問題ではなく、やっぱ脚本なんだけどね。

    皆で盆おどりを踊る設定にも無理がありすぎて引きまくり、中途半端な笑いしかとれない場面で引きまくり、更に、高校生になってもランドセルを背負っている美幸というシリアスな設定(これがコメディなら評価も違った!)にも引きまくり、そんでもって咲子のヒヨコにも引きまくる。
    やりすぎじゃね?
    姉妹の二人ともが異質だったら物語はそこで「変人」になって終わるよね?
    普通の人たちの中に、「異質」が一人だからこそ、異質になるわけで、それぞれの心の闇を表現したいシリアス芝居なら、本質が違うように思う。
    全編がゆるくて可笑しいコメディなら、全員のキャラが変人でも良かったんだけどね。


  • 満足度★★★

    バランスがいまひとつ
    話の筋は、わかりやすく。各キャラクターもそこそこ立っていたのだが。
    なんというか話の起伏のリズム感が、いまひとつ跳ね方足りてない感じで、
    前説・オープニング・エンディング・エピローグときていたのだから。
    アイキャツチ入れればよかったのに。
    2時間の話ですが、90分にしてみれば、また違った印象になるかも。
    と思いました。

    ネタバレBOX

    金魚鉢が流されてゆくシーンは、芝居小屋ならではの楽しさがありました。
    合間のミュージカル風ダンスシーンは、なかなか楽しめました。
    で、せっかくコーヒー宣伝するんだから。
    アイキャツチ入れて、ショートコントの宣伝入れれば良かったのに。
    ブログ読みの姉さん入れるよりは面白くなったかも。
    せっかく存在感の強い幽霊爺さん出すんなら、
    最後の妻のキスみたく、いろいろ現実にちょっかい出して、
    アピールすればよかったのにと、いろいろ考えてしまいました。
    流しのお姉さんと、ダンスの妖精さんは楽しかった。
    いろいろやれば良かったのにと、思わせるのは。
    未完成な見切り状態と感じるところが、劇団側にあるのでは?と感じました。
  • 満足度★★★★

    ちょっとエキセントリックな舞台でしたね(^-^;)
    応援しているミュージカル俳優さんが出ていたので観に行きました。
    ちょっとエキセントリックな箇所も見受けられましたが、全体的にはハート
    ウォーミングな家族の物語で、ラストにはホッとしました。
    詳細な感想はネタバレBOXで書いてます(;・∀・)

    ネタバレBOX

    高校生になってもランドセルを背負っている小石川美幸。美幸に冷たく
    反抗的にあしらわれながら、喫茶店を切り盛りして良き父たらんとする
    喜三郎、引きこもりで姉達と会話をせずひよこの口真似をして心を
    閉ざしている妹の咲子…その3人を取り巻く人々(美幸の友達、咲子の
    担任の先生、盆踊り好きの近所の爺さん、コーラに異様なほどの偏愛
    をもつ何かの店(喫茶店?)の店長などが繰り広げる一風変わった家族
    の絆を描いた物語。

    <高校生になってもランドセルを背負っている美幸。美幸がランドセルを
    背負っている理由とは・・・?>
    観た限りでは母親がまだ生きていた頃、家族全員で仲良くかるがも公園に
    散歩にきていたありし日のことを忘れまいとして、その時分の象徴として
    母親を忘れまいとする気持ちの表れだったのだろうと思いますが、自信が
    ありません。
    注意深く観劇していたつもりですが、母親は事故か何かで亡くなったらしい
    こと、喜三郎が母親がどうしていなくなったのかを娘に説明していないよう
    な台詞があったこと、母親がいなくなったことを説明しない父に対して少し
    ずつ美幸が父から距離を置くようになったのではないかという推測はでき
    るのですが、ちゃんとストーリーの中で美幸の口からランドセルを背負う
    ことの理由が語られたシーンはなかったような気がします(;・∀・)

    なので何故あんなに美幸が父に対して冷たく頑なであり、咲子が(特に)
    美幸に対して心を閉ざしたままなのか、ちょっと分かりにくかったかも。

    個人的には河村恵美さんの演技に注目していました。というのもこれまで
    河村恵美さんの歌を聴いたことはあっても、本格的な演技は観たことが
    なかったので(^-^;)
    河村恵美さんは驚いたことに冒頭から出演されていましたが、なかなか
    素晴らしい演技だった上、思いのほか結構出番があったので、応援して
    いる側としては嬉しかったですo(≧▽≦o)

    あと気になったのはコーラ好きの店長と盆踊り好きの爺さんの異様な
    テンション( ^▽^)
    特にコーラ好きの店長は良い味出してました( ^∀^)

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