河童橋の魔女 公演情報 河童橋の魔女」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 1.8
1-5件 / 5件中
  • 満足度

    う~ん。。。
    初見でした。

    長く続いている劇団のようなので、期待して行きましたが、、、

    ネタバレBOX

    古くさいというか、
    色んなパーツパーツがどこかで見たことある、みたいな。

    各キャラも、魅力がない上に設定がぼやけているというか。

    話が、見えなかった部分が見えてきてもスッキリしないし、
    最後の再会のシーンも、久しぶりな感じられずに『?』みたいな。

    残念でした。
  • 満足度★★

    話の筋を語り過ぎて逆に不親切。
    ミスリードなく、ちゃんと隙間を想像力で埋めさせる絶妙な語らなさ加減がこの劇団の持ち味だと思ってたのになぁ。101分。

    ネタバレBOX

    舞台だと視点の切り替えがない分、提示しすぎるとそれ以上の広がりもなくなってしまう。それがこの作品に深みを感じなかった一番の難点かと。

    またキャラの方はもう少し個性を際立たせるくらい描いてもよかったんじゃないかと思うくらい。

    流れとしてはほぼ動きのない前半は冗長すぎ。

    本筋がしっかりしてない分、アムロのお面で遊びすぎたのがちょっとなぁ…。それと気になった点はアムロの場合レイは名字のハズ。分かってて台詞書いてたのかと思わせるそんな小ネタは必要だったの?

    あとは演出の加減もあるんだろうけど、最近のジャブジャブの芝居ってキャラが物わかり
    よすぎて、会話のテンポにすごく違和感を感じるようになってるのもマイナス要素。

    アフタートークでもはせさんがご自身で似たようなことを言われてたので(全部出しちゃえ、みたいな)、もう少し苦労してでもちゃんと不親切な脚本を書いてほしかったなぁ。

    それから、いくらアフタートークでも今回の作品が一番じゃないって作家自身が言うもんじゃないと思う。客はその一番じゃない創出作に対してちゃんとお金払って観に来てるんだから。



  • 静かに淡々と・・・
    彼岸との境界にあるホテルの物語。
    笑いもチョコチョコあり、静かに流れる中で
    死に近いもの、願うもの、世を嫌う人が訪れ
    結構酷い人物の物語が描かれてます。
    でも、良くも悪くも見てる側としても淡々と見てしまい
    人間の登場人物全てに設定をつけすぎて薄まった感じ
    けっこう面白い雰囲気なのですが、良かったまで行けなかった。

  • 満足度★★★

    少々ぼんやりした感じ
    ストーリーも各キャラクターも。

    物語はちょっと面白くなりそうだったのに。

    ネタバレBOX

    何が隠されているのかが明らかになっていくというものなのだが、説明に書かれていたとおりであり、明らかになっていくものもそれほど意外でもなく、という印象。だから、いわくありげに引っ張ることもないのにとも思ったり。

    それぞれのキャラクターが薄い印象。その内面まで見ることができない感じ。
    母娘の関係にしても、イマイチぴんとこなかった。リアリティが感じられなかったからか。したがって、ラストに母と出会う姿にも感動には結びつかず惜しい気がした。

    異界の者たちは、人間には見えないという設定なのだが、その「見えない者」という芝居がもう少し感じられてもよかったように思える。そして、人間たちが死に近づくことによって、段々見えてくるようになるという設定であれば、もっと納得がいったのではないだろうか。

    異界とこの世との交点である河童橋ホテル、そこは、死というものに近い人しか行けない場所。そして、異界の者と人が接する場所でもある。
    こういう設定と、ラストの展開(セットのことなど)を含めて考えると、大変失礼な言い方かもしれないが、まったく濃くない、というより薄めの劇団桟敷童子のように思えてしまった。
    桟敷童子との大きな違いは、情念みたいなものが感じられないところだ。ただ、それがこの劇団の個性や流儀なのであれば、単に好みの違いということなのかもしれないのだが。
    もちろん、桟敷童子とまったく同じテイストのものを観たいということを思っているわけではない。それぞれの劇団の色や味を味わいたいと思っている。

    情念のようなもののなさは、生に対する意欲を失ってしまった人たちが舞台にいるのだから、自ずとそうなるのかもしれないが、「死」に対する「生」、生きていることのエネルギーみたいなものが舞台になければ、対する死へのイメージも定まらないように思えるのだ。
    なぜ、自ら死んではならないのかが、見えなくなってしまうのではないだろうか。それは、異界の者たちの人に接する方法についても同じで、異界の者たちの人に対するスタンスと、存在理由が定かになっていないように感じてしまうのだ。
    観る方としてはそこがもどかしい。

    全体的にメリハリに欠ける気がした。すーっと物語が流れていくだけで、ひっかかりがない。だから、壁が開いて森らしきものが見えても感動も驚きもない。開いた壁も、広くもなく、狭くもない、まさに中途半端な幅が開いたという感じだ。

    出演者は、それぞれのキャラクターにあまり見えない。作家は作家に見えないし、娘は何歳なの? と思ってしまうし、お母さんはお母さんに見えず、特に酔っぱらっているはずの姿は辛かった。女性の後をつけてホテルに来た男は、嫌な雰囲気満載だったが、それでもその男のバックボーンが見えてこない。
    そのように登場人物を見せるのには、なぜか理由があるのかと思っていたが(つまり、演出的な)、特に何もなかった。つまり、各キャラクターがそれらしく見えないので、各人の深さにつながってこない気がしたのだ。

    異界の者たちも印象が薄い。女性、年寄り、子ども、という記号的な印象のみが残るだけ。
    特にホテルのオーナーが、一緒に暮らそうと持ちかける女性の異界の者は、その魅力がどこにあるのかが、わからない。彼が惹かれる女性であれば、観客にもなるほどね、となんとなくわかるような、フリのようなものが必要だと思うし、彼にもそういうそぶりが必要ではないかと思う。それが感じられないので、彼が女性に言う、一緒に山を降りようという台詞が唐突にしか聞こえない。

    せめて笑いがもっとあれば、印象は大きく違っていただろうが、取ろうとした笑いもほとんど笑えなかった。
    劇団の人がその世代なのかもしれないが、ガンダムのアムロネタは引っ張り過ぎではないだろうか。そんなに引っ張って、面白いのかな、アレ。

    とは言え、最後まで飽きずには観られたのだが。
  • 満足度

    幼い
    48回にものぼる長い公演の歴史を経てきた劇団の作品というので期待していたが、驚くほど稚拙で呆れてしまった。
    過去作は知らないが、今回がたまたまハズレだったという風にも思えなかった。

    駆け出しの作家が書くような、話し言葉を無視した台詞回し、言い訳がましい説明台詞、一貫性のないキャラクター造型、繰り返される質の低い笑い、どれもこれも酷い。

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