満足度★★★★
あの頃の想い出
高校生の頃、誰もが抱えていた「他人との関係の仕方」。観ていてとても甘酸っぱく、笑えて、最後はさわやかに感じられる作品でした。個人的には岡ちゃんのさりげない動きと、役どころがポイントでした。主宰で作・演出の大切にしたいという「間」がきちんと受け止められて、自分のころとダブりながら想像して観ることのできる演劇でした。
満足度★★
小品の味わいがあるが・・・
初見の劇団です。ゲイの劇団ということは知っていましたが、予備知識がないため、最初に出てきた女装の俳優さんがニューハーフの役なのか、本物の女生徒役なのか判断がつかず、回想場面に行くまで少し混乱しました。
暗転が多く、2時間は少し長く感じました。小劇場の芝居の多くに感じることですが1時間40分くらいにまとめることもできる内容だと思います。
通路際に陣取った常連客らしき男性たちがいち早く大声で笑うため、ちょうどテレビのお笑い番組に入る笑い声みたいでとても気になりました。
笑いのポイントも少し違うというか、ゲイでないとそんなにピンと来ないようにも感じるだけに、近くで爆笑されると興をそがれてしまいます。
劇としては小品らしい味わいで悪くはありません。しかし、いつも客席がこんな雰囲気ではまた観たいという気にはなれないというところです。