リーディングパフォーマンス「水妖忌」 公演情報 リーディングパフォーマンス「水妖忌」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 満足度★★★★

    飲む!食べる!飲む!話す!(^0^)
    いあいあ、すんごく楽しかったっ!(^0^)
    公演後、献杯という趣旨の元、でるわでるわでるわ!銘酒とビール!ついでにおにぎり、つまみ、寿司(海苔巻きと稲荷)!そんでもって劇団員がホストとなって各席に回って盛り上げるっつーか、ワタクシが盛り上げたっつーか!(^^;)そんなだから楽しくないはずがない!来年、お勧めですぞ!飲める人は最高ですねん。惜しむらくは、ここのところ気持ちよく座っていたパイプ椅子が幼稚園席になっちゃってたこと・・。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    元は「水妖記」。怪奇幻想的な作風で、おどろおどろしくも切ない。"水に堕ちて"というみずえの蠱惑の誘い。 "冥府の川"を描きたいという画家の渇え。水と血の怪異譚。

    タキガワの妻みずえはタキガワの不在中に流と恋に落ち不倫した。それを知ったタキガワはみずえに、世間体から偽装心中を持ちかける。
    みずえが死んで自分だけが助かってしまったと思っていた流は苦悩しながらもタキガワに世話になりながら生きていた。
    一方タキガワはみずえに似た女性・雨子と結婚し、世間的にはこの世のものではないみずえはタキガワの世話を受けながら洞窟で生きていた。

    ある日、みずえ(この時点で亡霊だと思い込む流)は流に「死んで!一緒に死んで・・。・・・・もう一度堕ちるの。水に堕ちて地獄を見に行くの。」と再度、流に心中を持ちかける。流はみずえと一緒に死のうと決心し、湖に行くがそこにタキガワが登場し「裏切るのかっ!」と襲い掛かる。みずえは流をかばって刺され、タキガワも揉みあってるうちに水に堕ちる。
    やがて二人の遺体は湖畔まで流されうち上げられる。流は警察に自首するが戻ってみると遺体は跡形も無く消えていた。警察は数年前の心中の出来事から流が心身を病んだのだと思い、この一見は闇に葬られ、その後、流は雨子と結婚する。この話はここでめでたしめでたし・・。と終わるはずだが、雨子には秘密があった。

    秘密とは・・・、二つの遺体を隠したのは雨子だったということ。彼女は自分をつま弾きにして3人で秘密を持って居る事が許せなかったのだ。だから、タキガワか流のどちらか、生き残った方と結婚しようと決めていた。

    ホラーの分類でしょか?
    今回の物語を11人のキャストによって繋いでいくというリーディング。
    ちょっとエロで妖しいが、ワタクシの好みとしては登場人物に一人のキャストの方が好みだった。だって、みずえや雨子の声が急に男の声になったりするのだから・・(^^;)

    女に振り回された男の物語。



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