演劇

さんしょう太夫

-説教節より-

実演鑑賞

劇団前進座

日本特殊陶業市民会館(愛知県)

2009/10/16 (金) ~ 2009/10/18 (日) 公演終了

上演時間:

公式サイト: http://www.zenshinza.com/stage_guide/sansyo/annai/sansyo_index.htm

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
語るは、消えることのない民衆の憤りと悲しみであった。
伝説の説経師たちが帰ってくる―――

◆◆ ものがたり ◆◆

平将門の孫、奥州五十四郡の主、岩城判官正氏はみかどの勘気をこうむり、筑紫の国(九州)太宰府に流人の身。
妻の玉木は、あんじゅとづし王を伴ない、乳母を供に、夫の安否...

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公演詳細

期間 2009/10/16 (金) ~ 2009/10/18 (日)
劇場 日本特殊陶業市民会館
出演 小林祥子、竹下雅臣、妻倉和子、前園恵子、志村智雄、高柳育子、寺田昌樹、又野佐紋、藤川矢之輔、高橋佑一郎、益城宏、武井茂、又野佐紋、寺田昌樹、石田聡、松永ひろむ、藤井偉策、北澤知奈美
脚本 ふじたあさや
演出 香川良成
料金(1枚あたり) 4,000円 ~ 7,000円
【発売日】
A席7000円・B席4000円
公式/劇場サイト

http://www.zenshinza.com/stage_guide/sansyo/annai/sansyo_index.htm

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
タイムテーブル
説明 語るは、消えることのない民衆の憤りと悲しみであった。
伝説の説経師たちが帰ってくる―――

◆◆ ものがたり ◆◆

平将門の孫、奥州五十四郡の主、岩城判官正氏はみかどの勘気をこうむり、筑紫の国(九州)太宰府に流人の身。
妻の玉木は、あんじゅとづし王を伴ない、乳母を供に、夫の安否をたずね、みかどの許しをこうため、京へ向かって旅立ちます。
ところが、越後の国(新潟県)直井の浦(直江津)にさしかかった時、人買いの山岡太夫にだまされ、玉木と乳母は佐渡へ、あんじゅとづし王は丹後の国のさんしょう太夫のもとへ、別れ別れに売られてしまいます。
さんしょう太夫に売られた姉弟は、名も「しのぶ」「わすれぐさ」と改められ、なれぬ汐汲みと柴刈りに追いたてられ、つらい悲しい日々を送るのでした。
ある日、太夫と息子・三郎のむごい仕打ちに耐えかねたあんじゅは、肌の守りの地蔵菩薩の加護と、仲間の奴婢たちの助けを借りて、づし王を逃がします―――

森鴎外の小説でおなじみの“あんじゅとづし王”の物語。1974年に劇化。
しかし、前進座の『さんしょう太夫』は森鴎外作とは違って、中世に語られた原話・“説経節”より劇化しています。
お芝居の構成も、漂白の説経師たちが現れ、日本古来の楽器の生演奏にのせて、物語を語るというスタイルをとっています。
翌年には芸術際優秀賞を受賞した前進座の代表作の1本です。


説経節とは、中世の頃、人の多く集まる社寺の前など街頭で、
庶民相手に仏の教えを広めるために語られた物語、節談説経。
当時、仏典そのものを聞かせても理解することが難しく、
物語に仮託して伝えるという方法をとっていました。
その他注意事項
スタッフ 作:ふじた あさや
演出:香 川 良 成
音楽:平 井 澄 子
音楽補:高 橋 明 邦
美術:西 山 三 郎
美術補:高 木 康 夫
照明:寺 田 義 雄
音響:田 村   悳
振付:嵐   芳三郎
振付指導:藤 間 多寿史

[情報提供] 2009/06/14 15:22 by 華崎

[最終更新] 2009/06/14 15:27 by 華崎

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