六月大歌舞伎 公演情報 六月大歌舞伎」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 5.0
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  • 満足度★★★★★

    一世一代なんてもったいない。
    どうしてもどうしても仁左衛門丈の与兵衛が見たくて、フンパツしました。(いつもは三階か幕見)子どもの調子も良くなかったのに、これを見逃してはなるまい!と方々に調整をつけ(笑)

    感想は、仁左衛門丈の与兵衛が見られないのかと思うと、残念でなりません。とにかく、息を殺して、力を入れて観ました。終演後、筋肉痛になるほど。

    正札附根元草摺の松緑丈、双蝶々曲輪日記の染五郎丈、蝶の道行の福助丈も最高によかったです。

    詳しくはネタばれBOXへ!

    ネタバレBOX

    本当に還暦を迎えていらっしゃるのでしょうか?それぐらい匂い立つ男の色気で、登場したときから目を奪われてしまいました。ちょっと恋心にも近いような。オペラグラスでのぞきこんで、御顔を拝見、しわひとつないまさに二枚目。
    御本人も、与兵衛を演じるには「生の若さ」が必要とおっしゃっていましたが、私は十分、「若さ」を感じました。演じておられたのではないような気がします。仁左衛門丈の演じる与兵衛とは、まさに与兵衛そのものなのではないでしょうか??
    また、与兵衛の多面性は、現代にも通ずる男のよわさというのでしょうか、人間味のある性格を十分に味わうことができました。本当に当たり役だったのですね。

    昔、獅童の演じた与兵衛を見たことがありますが、油ですべるシーンなんかは、獅童のほうがダイナミックさはあります。でも、仁左衛門丈のシーンは緊迫感が全然違うんですよね…あのシーンにある「笑い」は、獅童の時は滑稽さで笑えたのですが、仁左衛門丈の与兵衛では狂気の中に生まれる笑いに近かった…お客さんの笑いも、とても緊迫したものでした。


    正札附根元草摺の松緑丈。
    お恥ずかしや、草摺引は初めて拝見しました。松緑丈、ザ・歌舞伎!曽我物はいいですねぇ、伝統芸能を楽しんでいる感じがします。

    双蝶々曲輪日記の染五郎丈。
    つっころばしの染、最高だったなぁ。あのひょろひょろとした感じが、とても愛らしい二枚目なのです。ぼんぼん。

    蝶の道行の福助丈。
    どうしてこの方の踊りはこんなにも美しいのでしょうか・・・!
    こちらも初見でした。美術と、照明も本当に美しかった

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