公演情報
「雫のバッキャロー!!」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★
チケットを買ってからチケプレが出るとちょっと悔しいですが、自分が行ける日が対象とは限らないし、当たるとも限らないので仕方ないです(笑)。
LICHT-ERさんプロデュース「グレートフルグレープフルーツ」の音羽美可子さんに惹かれて見に行きました。グレグレではカッコよかった音羽さんですが、雫の・・・ではかわいくて別人のようでした。
お話は前2作を見ていないので、詰め込みすぎのような気もしましたが、ワインを作る二つの家族の物語が悲劇に見舞われつつも暖かく描かれていました。
「生まれたからには死ぬ覚悟がいる」とか「(病院で機械に繋がれたままとかでなく)みんなに看取られて楽しく死んでいく」など、心に残る言葉がありました。
実演鑑賞
満足度★★★
ワイン三部作の完結編。山梨県勝沼の甲州ワインを醸造するワイナリーと山形県蔵王連峰(ざおうれんぽう)のワイナリーとは昔から家族ぐるみの付き合いをしていた。山梨では若くして病魔に倒れ早逝した天才醸造家・久下恭平氏の物語、山形では交通事故で未だに意識不明、入院中の中右遥日(なかうはるか)さんの物語が。(今作での中右さんの出演はない)。久下氏の遺した白ワインと中右さん一家が造り出した赤ワインに心打たれた人々が、二人の足跡とその腕前を世に知らしめるべく動き出す。
主演の久下恭平氏は流石に凄い。あっという間に観客を味方に付け、心を虜にする。生まれついての天賦の才能か。幼馴染の恋人役、音羽美可子さんがまた魅力的。久下恭平氏とのコミカルな遣り取りは宮崎駿作品を思わせるデフォルメの効いた痛快なもの。この空気感は出来そうでなかなか出来ない。かなり面白く密度が濃い人間ドラマ。妹役の水野花梨(かりん)さんがやたらグラマラスなのも気になった。
皆でワインを飲む場面は秀逸。愛好家なら手が震え出すだろう。真摯にワイン醸造家と向き合った真面目な作風。死生観まで広がる世界。