サマーゴーサマー 公演情報 サマーゴーサマー」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
1-17件 / 17件中
  • 満足度★★

    初見でした。
    面白くなかったわけではないのですが、
    なんともいいようのない物足りなさを感じてしまいました。

    ネタバレBOX

    暗転が多く、そのたびにリセットされる感じが逆になんだかいやでした。

    総じて。。。また観たいかと問われたら「NO」かな。。。ごめんなさい。
  • 満足度★★★★

    また一歩
    なんちゃらーに近付いた。

  • 満足度★★★

    サマータイム
    劇団の芝居を長く見ていると、脚本や役者の演技にはそれなりに波があるけれど、惚れた弱みというか、一作ごとの出来不出来にはあまり一喜一憂しなくなる。
    そんなことを書くと今回は不出来だったのかといわれそうだが、まあ出来としては並の部類ではないでしょうか。

    ネタバレBOX

    女優が二人しか出ていないというのは珍しいケース。黒岩三佳はほぼヒロインで、場末の映画館の支配人を演じる。もう一人はそんな映画館に唯一熱心に通う映画好きの篠本美帆。

    あひるなんちゃらの芝居では、エキセントリックな人が大勢いて、まともな人は少数派、しかも劣勢に立たされるというのが基本的なパターン。今回、男優が8人出ているけれど、まとも派の黒岩を翻弄するような強烈なヘンテコさを持ったキャラが比較的少ないように感じた。黒岩自身が翻弄されるよりも翻弄するほうのキャラだから、翻弄しにくいという面もある。

    永山智啓は映画を見ないくせにヒマが出来るとやってきて黒岩とおしゃべりをする人。江見昭嘉は映画といえば英語でしゃべるものだと思い込んでいる勘違い男。澤唯は映画館の入ったビルの再開発を勧める人。佐藤達は映画館へアダルトビデオを借りにくる勘違い学生。小林タクシーは自主制作の映画を上映してくれと頼みに来る人。根津茂尚と関村俊介は学習意欲に目覚めた江見の教育係。石田順一郎は黒岩に子供の宿題を催促する彼女の兄。

    芝居の設定としてヘンテコなのは、黒岩が甥や姪の夏休みの宿題を懸命に片付けようとしていること。それが彼女の家の代々の伝統だという。彼女がこのまま夏が終わらなければいいのに、とつぶやいたのが原因かどうかはともかく、そのあと夏がずっと定着して、彼女の宿題も延々と続くという、不条理劇のような、あるいはシュールなファンタジーのような状況になる。



  • 水彩画のような味わい
    ※お手伝いで観させていただいたので★つけてません

    あひるなんちゃらは
    あひるなんちゃらにしかできない世界を描き続けている
    本当に稀有な存在だと思いました

    淡くてぬるくてもったりとした連続する時間が心地よい

    だからなのか??
    あんまり暑そうじゃなかったのがちょっと物足りなくもありましたが…

  • 満足度★★★★

    日曜の夜に、のどかな気持ちに
    すべてのキャラクターがくせ者で、ただ見てるだけで面白い。
    おうちでくつろぎながら、好きなテレビ見てるような感じ。
    演者さんも大変だろうけど、楽しんで演ってるのかなあ

    すっきりしたシチュエーションで、前回よりも楽しめました!

  • ごうかなぷち。
    ゆるやかなぷちファンタジー。
    ぼんやり観てても楽しい。
    これだけの役者を揃えてこれしかやらない。
    なんていう豪華な無駄遣い。
    終わった瞬間「えー終わるの!?」と思わず笑ってしまった。

  • 満足度★★★★

    すっきりしました。
    最近面白いお芝居にお金を使えていなかったものですから、
    とてもありがたかったです。
    感想を書きたくなるようなお芝居を観ると安心します。

    黒岩さんはすげーなーと思いました。


    ネタバレBOX

    アダアダいう大学生にすっかりはまってしまって、。
    登場の度に第一声を待ち構えちゃうんだもの。

    というか、登場から誰かに会って話始めるまでにわざと距離が作ってあって
    (わざとじゃないのかな、いや、わざとだろ)
    賢しい奴めっっとにがにがしく笑っておりました。

    やるの大変だろうなー。
    すげえなー。

    お客さんあんなにくたっとしてられるの、
    うまいからだもんなー。

    うまいなー。

    ああ、面白かった。

    なのに、星5つにはしない私。
    ハナっから☆5つとかにされたいお芝居、してない気がする。
  • リラックスタイム
    心地よいリラックスタイムでした^^ あひるさんの空気感いいですよね~♪ 客席もマチソワともに大盛況。そんな中、いいボジションで撮影させていただきました。ソワレ(撮影回)はハプニングが多発して、それが大きな笑いになっていたりして(*^m^*) 黒岩さん中心に存在している世界がとてもかわいらしくて、田舎の小さな町にあってほしい光景だな~と思いました。あひるさんが気になっている方に観てほしい公演です☆

  • 満足度★★★★★

    テーマ曲もいいですよっ
    万人は薦められませんが、好きなひと大好きな芝居です。いちいちのキャラがおもしろいですわ。

  • 満足度★★★★

    いっぱいの夏、山盛りのあひるなんちゃら
    この素敵な箍の外し方、
    大好きです。

    あひるなんちゃら流の突き抜け方、
    大満足でございました。

    ネタバレBOX

    素敵にゆるい感じの導入部分。

    主人公のひとことから季節が続いてしまうという
    ありえないような設定が、
    その場の雰囲気の中で
    ありになってしまうところに
    あひるなんちゃらの底力があって。

    場の雰囲気に
    すごくゆるい感じがただよっていても、
    個々のキャラクターはぶれなくタイトに描かれていて。
    舞台は役者たちの貫く力を持ったお芝居から生まれる
    隠し味のようなテンションに
    しっかりと支えられているのです。

    すてきに方向がずれたキャラクターのベクトルや
    絶妙な間の外し方には
    まったくあざとさを感じさせないほどの洗練があって
    観客は受け身を封じられて
    そのまま気持ちよく転がされてしまう・・・。

    宿題をやり続けたり、映画を見続けたり
    上映されない映画を作り続けたり・・
    変化の兆しがあっても、
    ちょっと残念な「し続ける」部分に吸収されていく。
    その抜け出せなさから
    淡いペーソスと不思議な居心地のよさがやってきて。

    黒岩さんが舞台に居つづけで
    そのことによって
    あひる作品のエキスがさらに濃縮された感じ・・・。

    あひるなんちゃらの世界にどっぷりと浸りこんでしまいました。
    ますますあひる中毒が進行したような気がします。











  • 満足度★★★★★

    あひるなんちゃら大好き
    「大好き」の後にハートマークだって付けていいほど。
    ゆるい気持ちで観に行った。
    そして、ゆるい感じでずっとニコニコして観ていた。
    所々で笑ったりして。
    楽しかった。・・・ツボにはまったとも言う。

    ある意味メルヘンだね、これ。
    な〜んにも起きないけど。

    ハートマークの代わりに星を1つよけいに付けよう。

    ネタバレBOX

    「それはないでしょ」「大丈夫?」って思ってしまう人しか出てこないけど、特にそのあたりをフューチャーするわけでもなく、まるでどこにでもありそうな日常のように描いてしまうので、「ああ、あるかもしれない」と、まんまと騙されてしまう。そんな人たちは、そうそういるわけがないのに。

    そんな変な登場人物が大勢いる中で、突っ込みはわずか3名(ぐらい・たぶん)。普通はオカシナ人が1人ぐらいで、皆で突っ込むというのがセオリーな感じなのだが、これは違う。

    映画館オーナーの「ああ、もう、うるさいなー」と絶えず思っているような空気と間、最初から来ている本屋の主人の間もいい(映画館のオーナーを憎からず想っているんじゃないかという雰囲気も)。他の出演者も、ちょっとあり得ない人ばかりだったけど、どのキャラクターもよかった。中でも兄の不毛な冗談のときの不気味な目の光が印象に残った。というより怖い。

    なんとも間がいい、そして不毛な会話が楽しい。日常なんて、そのほとんどはこんな時間を過ごしているのだから。ドラマチックなことなんてめったに起こらない。
    だから、うっかりすると立ち上がってきてしまう、ドラマなんてものもあえて立ち上がらせない。

    舞台となった映画館を含む再開発っぽい話題が出たところで、「おっ、今回の下北沢の上演は、ひょっとしたら再開発問題に揺れる下北沢へ一石を投じるために、あえて打った舞台なのか!」とちょっとだけ鼻息を荒くしそうになったが、当然のごとくそんなそぶりさえも見せない。
    メッセージがあるとしたら・・・・いや、そんなコト考えるのはよそう。

    登場人物たちは、なんとなく不器用に一生懸命。だけど端から見れば、単にだらだらと時間だけが過ぎていく様子。これは人ごとではないかもしれないのだけれども・・・。

    こんな町に住んでみたいとちょっと思う。今や、シネコンじゃない映画館があって、さらに2軒の本屋がある静かな町なんてメルヘンでしかあり得ない。

    こんな昼間っから暇な大人が集まれる場所ってないんだし。どうやら、とりあえずはお金には困ってない人たちばかりが住民のようだし。

    やっぱりメルヘン。そんな純昭和風なメルヘンに憧れるから、この舞台が好きなのかもしれない。

    オーナーが「夏が続けばいいのに」と言ったから夏が1年続いて、「夏が終わればいいのに」と言ったら夏が終わったのが本当ならば、このメルヘンの町がある場所というのは・・・いやいやいやいや、怖いからやめておこう。そんな話ではないだろうからね。あり得ない、あり得ない。

    どうでもいいことだけど、この映画館、ポスターを貼るとか、飲み物の自販機置くとか、料金表を掛けるとか必要だったのでは? あえて映画館っぽくしない理由もないし。

    それと、最近映画館がなくなっているので、若い人は知らないのかもしれないけど、ここってロードショー館じゃないだろうから(名画座? 2番館?)、1800円の料金は高いし、そうすると完全入れ替え制のわけはないので、1日何回観ても料金は一緒じゃないのだろうかと思ったり。
    さらに、映写技師はいるのかな? 上映終了してもオーナーは平然と宿題やってたし。
    なんてことがずっと気になっていた。

    でも、こんな映画館があったら、大昔に撮った私の8ミリ映画を持って行って「上映してください」とお願いしたいと思ったりして(笑)。



    ・・・ツボにはまった私って、ひょっとしたら疲れているのか?・笑
  • 満足度★★★

    あひるったら
    ちゃらんちゃらんしてるんだから。

    ネタバレBOX

    相変わらず説明不要な感じで、ゆるく始まりゆるく終わります。
    小林タクシーさんは短髪であったのでDCPOP「ショート×7」の時とは違って爽やかな印象。爽やかだったので初め気がつかなかった(笑)もちろん液体は飲みませんし欲しがりませんよ。

    あひるは王子小劇場で多く観てるので、OFFOFFは窮屈そうに感じました。ステージ広めの方が、あひるらしい「間」がよく見えるように思う。MCRの江見さんはいつも飛魚のように元気。
    周りが少しずつ変わってゆく中にあって、あひるはほんとにマイペース。けどマイペースなように見えてきちんとコンスタントに芝居する辺りがあひるっぽくないのだけど(笑)なんでかふんふん♪言いながら散歩したくなる、そんな雰囲気。
    ひなつさんがどのへんでぐっときたのか気になります(笑)私は「アダ、アダ・・・」言う子。うちにおいでよって言いたくなる。あ、テーマ曲がおニャン子クラブみたいだったけど黒岩さんも唄ってるんですよね確か。今回もお約束のビンタ一発あり。ビンタされたい男子もいるんじゃなかろうか。そして70分というのがまたいい。以前あひる慣れしてない頃、約束時間に迷っていたら友人が「あひるは70分で絶対終わるから大丈夫!」と自信満々だった彼女は今の私だ。次も行っちゃうんだろうな。先日のマリーの後にこういうのが観れて小劇場はメリハリが面白い。初心者に観てもらって文句言われたことないけど、実は芝居馴れしてる人にオススメだと思う。
  • 満足度★★★

    じつは、あひるではなく、
    白鳥なんじゃね? と思った。この緩さをだすために、どんだけ水面下で足を動かしているんだろう、みたいなことを。いや、そんなものはまるで表にはあらわれていないのだけど(笑)。

    ネタバレBOX

    あと、二度ほど泣かされてしまったのは内緒☆
    ああ、間違った勝手な見方というがいいよ!

    でも、冷静に物語振り返ると、切なくね?
    男どものほとんどが、ひとりの女性のことが好きなのに、彼女は映画を人に観てもらうことに一番夢中で、だけどその大切な映画館は失われてしまうかもしれないんだよ?
  • 満足度★★★

    これは好みの問題かと
    物語に深い意味はない。ふるい、言い換えればどーでもいいような物語なのだ。
    だからこの芝居を観て感動するとか、涙が出るとか、生きる気力を貰ったとか、大爆笑したとか、そういった類ではないのだ。

    以下はねたばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    映画館を経営しているアダチは映画のチケットを売りながら夏休みの宿題をしている。甥っ子の宿題だ。しかし、アダチは中々宿題が終わらない。
    「ああ、夏が終わらなければいいのに・・。」そんなアダチの独り言が効いたのか効かなかったのか、それから夏は終わらなくて秋が来ない。

    相変わらず寂れた映画館にはこれまたどーでもいいような人たちが休憩しに集まってくる。彼らは暇だから集まってくるが決して映画は観ようとしない。
    暇つぶしに集まって来る人たちのどーでもいい日常を描いた作品だが、観たからどーってことないし、観なかったからどーってことない作品だった。

    劇中、指で扇風機の廻ってる羽を止めるパフォーマンスがあったけれど、危ないからちっさい頭した大人はマネしないでね。
  • 満足度★★★★

    ゆるい中にこだわり
    肩の力を抜いて見られて、小さく笑って、70分。
    アンケートの作りも、ゆるいんだけどこだわりを感じて、それに星1つ追加。

    喜劇向きの役者とそうでもない役者の差が、結構くっきりと出てしまうのは仕方のないことか。喜劇って難しい。

  • 満足度★★★

    ゆる~い
    初めて観ました。ゆる~い感じでお話が進んでいくのが、なかなか面白かったです。
    ホントに頭のネジを緩めて観ました(笑)
    70分という時間もちょうどいいと思います。
    アダチ役の女優さんが良かったです。

  • 満足度★★★★

    ゲルマ温浴+整体
    あひるなんちゃらを観劇するのは三回目ですが、いつも、リラクゼーションに行ったような気持ちにさせてくれる。凝り固まった頭やら心やらがほぐされるのです。うーんと唸らせてくれるような話も良いですが。それもこれも、皆さんの演技力の巧みさ、演出の技、どれを外してもなしえない。ああ、これが腕のいいマッサージ師というわけですね。ふわ~んとほっこり、でも好転反応で体のあちこち若干痛い、という感触です。

このページのQRコードです。

拡大