cover 公演情報 cover」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★★

    初ペンギン
    最前列で観劇。見切れがつらかった。

  • 満足度★★★★★

    複雑なシチュエーション、暗くい過去、重い運命、でもディテールはコミカル。個性的な内容が「劇団公演」ならでは。鈴木砂羽さんの漂う感じがいい。
    まずは、冒頭の夜の山道でのカー・チェイス!
    映像を一切使わずに、
    ガードレールと飛び散る火花や鹿まで再現。
    もう、ちょっとチープでも、結構うまく表現されていて、
    面白い!

    そこから始まる、なくなった姉を持つ兄弟と、
    山奥のツタに覆われた離れに住む三兄弟の
    風船のメッセージをめぐる奇妙な話。
    これに、風船の手紙を持ったタコを釣った男、
    家政婦として働く元愛人がからみます。

    徐々に明かされる物語の背景、
    複雑なシチュエーション、
    よく考えると非常に悲惨でシリアス、
    なのにそれぞれのしぐさや場面では笑ってしまう。

    この個性的な内容が「劇団公演」ならでは。

    鈴木砂羽さん演じる姉の悲しい運命が、
    ずしっと重い。

    砂羽さんは本当に独特の雰囲気がある人で
    話の重さを中和させる、
    漂うような「アンニュイな感じ」を醸し出しています。
    ぼくもとさんは、今回は物語には直接関係しない
    (他の人に比べれば)普通の人。
    (パンフによると何も背負わない役というご本人のリクエスト)
    そろそろキツイ役を期待します。

    気になったのは、12才の子供の役。
    大人が演じると、常に怒鳴って怒っている、
    わがままな子供のやかましさ、うるささが、
    本当にわずらわしくて参りました。

    終わって、題名の「cover」って何?と思いましたが、
    倉持さんの話をパンフ(1000円で内容充実!)で読むと、最初に浮かんだ題材が、何十年後に見つかった「風船のメッセージ」と、ツタに覆われた大木が枯れて木の形だけ残る「からっぽの木」だったそうです。
    それで、仮チラシの仮題が「覆われる・・・」だったわけで、そこから「cover」になったのですね。
    納得。

    PPPPの初、本多劇場。
    そして今回は地方公演を組んでいないので、
    ホンダ特有のものが見えたでしょうか。

    そして、次回は来年3月ザ・スズナリ!!!
    だそうです。

  • 満足度★★★

    ど真ん中の肩すかし。
    倉持作品の中でも随分とストレートど真ん中の作品である。
    本多初進出ということで、相当気合が入っているのかと思ったが、
    謎がすっかり戯曲内で完結してしまう点も、物足りなさに拍車をかける。
    メインの謎めいた姉でさえ、全然謎ではなく退屈に感じられる。

    それでも、会話の機微は流石の倉持戯曲。なかなかに笑わせる。
    そういった違和から謎が発展していったりするのだが……。

    初めてのPPPPならば、お薦めできる作品だったかも知れない。

  • 満足度★★★

    結果的にはおもしろかったんだけど
    見所はすべて後半~ラストに集中という感じ。

    頭の中で登場人物の相関図がなかなか描けずに
    中盤にさしかかるまで、かなり辛抱した気がします。
    とにかく、頭15分で確実に話に引き込んで欲しいです。
    ぼくもとさんと近藤さんの役には助けられました。

    前回の「審判員~」とはまったくテイストが異なるので
    単純に比較は出来ないけど、前回の方が好みかな。

  • 満足度★★★

    しっとり感
    まったり的な微炭酸飲料っぽい
    感じでしょうか。

    最後、いろんなものがグワァーと
    込み上げてくるのが
    後味残します。

    ネタバレBOX

    ちょっと前半、厳しかったですが・・・
  • 満足度★★★★

    するめのような舞台
    噛めば噛むほど味が出てくる舞台でした。

    登場人物たちの味のあるナンセンスなやりとりを、最初から最後まで笑って見ていましたが、ふいに、ドンと感情が迫ってきて、無性にやるせなくなったり切なくなったりしました。

    最後まで見終わった後、舞台上でのできごとを思い出しては感嘆します。
    余韻が濃くて深くて、これを書いている今もまだ、頭の中で劇が続いているような気がしています。

  • 満足度★★★★★

    おすすめです
    倉持さんの頭の中を観てみたい。

    ぜひ、本多へ

  • 満足度★★★★

    初心者向けですが、ぜひ見て欲しい
    PPPPの初、本多劇場作品。
    大きい会場ですが、ゆる~い感じの小道具と
    玉置さんぼくもとさんが、緊張感ある中でも笑わせて見せてしまう作品。
    いつもの、不条理・難解・ファンタジーな部分は少なく
    とても解りやすい作品になってます。
    今までのファンには少々物足りないかもしれませんが
    それでも倉持さんらしい、好きな作品です。
    初めての方、「ワンマンショー」とか「まどろみ」を見てダメだった方は
    今回見て頂きたい作品です。(後ろの席は空いてますから勿体ない)

  • 満足度★★★★

    わかりやすかった
    絶対わからないと臨んだお芝居。
    だって前回観た「審判員はこなかった」は
    さっぱりちんぷんかんぷんだったから。
    でも、COVERは結構理解できた。兄弟とか姉妹とか
    そういう血?の感じが。
    初本多劇場は満足度100パーセント。

このページのQRコードです。

拡大