わが星 公演情報 わが星」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.7
21-29件 / 29件中
  • 満足度★★★★★

    すごいなぁ。
    短いなぁ、と思ったら80分も経ってたとは。

    オススメです。

  • 星のめぐり
    柴幸男の作&or演出作品は「御前会議」「あゆみ」「少年B」に次いで4本目。自分が芝居を見る場合、たいがいは脚本の良し悪しがまず気になるのだけど、柴作品は脚本的にはそれほど魅力を感じない。特徴となっているのはコンセプトを前面に出した演出だろう。
    よくいえば思春期のみずみずしい叙情性、悪く言えば学生演劇的な青臭さを感じる。この作品に共感する人がいることは充分に納得できるし、この作品にうまく反応できない私はたぶん、すっかりオッサンになってしまったということだろう。

    ネタバレBOX

    以下は観劇中、観劇後に頭に浮かんだ無責任なあれこれ。

    家族の会話が何度も変奏されるところは、少年王者舘の芝居を作者が評価していたことと合致する。

    音楽を専門家が担当しているのなら、役者の動きもダンスの専門家に振り付けてもらってもいいのではないか。役者全員が同じ動きをするのが個人的にはかなり単調だった。役者それぞれが自分独自の動きを持っていてもいいのでは、と思った。

    音楽とテキストとダンス。これってミュージカルの三大要素だろう。いっそのこと本格的なミュージカルにしてみては?「御前会議」でやったような中途半端な「ミョージカル」ではなく。

    前説の人がやたらと細かい数字にこだわっていたのが可笑しかった。4秒の休憩とか。世界のナベアツを連想したのはたぶん私だけだろう。
  • ことばにならない。
    素晴らしすぎる演劇。
    もう一回観れないのがものすごく残念。

  • 満足度★★★

    最後まではちょっと
    見始めとちゅうまでは、おもしろいおもしろいと思っていましたが、続きが長くて飽きてしまいました。

  • 清々しい衝撃
    作者の体には血液と一緒に音楽が流れているのだろう。
    初めて野田秀樹の作品を知ったときの衝撃に近いものがあった。
    そして、すごく健康的な演劇。他に類を見ない清々しさ。
    同世代の演出家は、特に見逃さない方がいいと思う。

    ネタバレBOX

    個人的には、ミュージック、またはミュージカルとして見た。
    すごいカッコいいミュージックビデオを見ているような感覚があったので。

    悲しみはメロディにのり、喜びはビートやリズムに乗るものだ、と蜷川幸雄が昔いっていたけど、柴君のはまさにリズム。
    終幕、切なげなシーンはあるけど、自分としては終始、生への肯定の清々しさを浴びているようで、涙ではなく喜びに満たされたまま終わった。

    照明が音と競演して空間を際立たせている。
  • 満足度★★★★★

    全く新しいスタイルの演劇誕生!
    久しぶりに鳥肌が立った。
    新しいスタイルの演劇の誕生である。脚本・演出・役者・スタッフ・制作、その全てが斬新で、挑戦的で、刺激的で、感動的だった。終わった後しばらく立ち上がれなかった。柴幸男の才能の集大成のような作品である。

    ネタバレBOX

    物語は星の誕生から死までを団地の中の家族の物語になぞらえたもの。時の刻みのリズムの中で、動きも台詞も音楽のようにリズムに乗り、全てが計算された作りである。

    円形のステージに観客席から役者が台詞を発したり、星に見立てたステージの周りを全員で歩いたり、五感に訴えかける作りである。

    最初はユニクロックかと思った。しかし、舞台上の様式に込められているものは奥深い。星の一生と人間の一生を対比し、壮大な物語を感動的な作品にしている。

    個人的にはちいちゃんと月ちゃんのくだりがとても面白かった。
  • 満足度★★★★

    フレッシュ!
    全方位円形舞台で4つ打ちのリズムに乗り役者たちが躍動する舞台。新鮮でした

  • 満足度★★★★

    演出家が全力全開で仕事してる。
    劇場の使い方、音楽の使い方、台詞の言い方、間の取り方等色々な面で挑戦的。観ててそのテンポに乗って世界観に飲み込まれる。83分。

    ネタバレBOX

    三鷹の劇場をフラットに、そして広くしかも円形に使っている。こんなプランを見たのは初めてかも。

    話は当パンにも書かれているが、『地球が生まれてから死ぬまでの100億年。 人間が生まれてから死ぬまでの100年。 団地に住む一家をモチーフに、ある女の子の一生と星の一生を重ね合わせて描く』とまさにこのままなんだけど。

    歌うわけではないが、音に乗せて台詞が語られる。決してリアルじゃなくてもそれ以上に言葉が響くように届くと思えたこと、それがわかっただけでもこの芝居の効果として素晴らしい。

    役者陣は色々な負荷がかかってると思いつつも楽しげに表現してるのがすごい。端田新菜の子役と黒岩三佳の母はしっくりしすぎ。

    敢えて難を言うのなら、郡唱の台詞が動きと高い天井で聞き取りづらいこと。別に生声にこだわることもないだろうから、最初だけでも工夫があると後半に活きてくるのになぁ、なんて思ったり。

    観に行くのなら個人的には場内入口から右手、いちだんと高くなっているブロックの座席がお勧めかなぁ、と。

    日々変化があるみたいだし、楽日に向けてもっと作品が進化することを期待して★は満点にはしておかないで。それでも十分に満足できる作品に仕上がっていると思う。
  • 満足度★★★★★

    観ました
    劇場に行って、帰り道でスキップしたくなるほどハッピーになれたのっていつ以来かなぁ。

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