よつあしダディ 公演情報 よつあしダディ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
1-2件 / 2件中
  • 満足度★★★★

    深い!考えすぎ?
    お父さんが奇病で犬になってしまうというお話。

    らちゃかんさんらしい、憎むべき人がいない、
    愛らしいキャラクターの作り方とストーリーに
    心温まる反面、いろいろ考えさせられました。

    お父さんが犬になる。
    姿だけでなく記憶もなにもかも失うかもしれない。

    自分の身の回りに置換えて想像してると、一瞬
    「まあ、犬だったら可愛いし面倒みれるかなあ」と
    頭をよぎりましたが、(劇中でも同様な雰囲気)
    これって認知症や痴呆で、親が親でなくなるのと
    まったく一緒のことじゃないか?と、はっと諭され。

    「お父さんが犬になっても、なにも変わらないじゃない」
    谷原のこの台詞の重みにガツーンやられました。

    お母さん役の永峰さん、本当に素敵なお母さんでした。
    「食事や洗濯、いろいろ楽になる」と前向きな健気さ。
    とても愛にあふれた作品で心打たれました。

  • 満足度★★★★★

    コレは良いですわ!!
    たった今、観てきました。

    これは良いですわ!

    前回、前々回とはガラっと雰囲気の違う作品でした。



    素晴らしい!

    まず、話が良かったです。

    そしてあわせて演出が。

    無理のない演出。

    それでいて細かい部分の笑いの演出も。

    間とか動きとか。

    スーっと吸い込まれて行って、
    あっという間に終わっていました。

    最高!

    2日間だけとは勿体無い・・・。



    次回も期待してます!

    ネタバレBOX

    ある日父親が突然倒れる。

    診断結果は、だんだんと犬になって行く病気。

    皆、その病気を父に告知しようとしない。

    しかし皆、父親が犬になった時に対応出来るように備えている。

    首輪とかドッグフードとか。
    父親は、周囲の異変に対してふざけていると思っていた。

    しかし、あるとき父に病気を告げる時が来た。

    告げられても信じない父。

    しかし、段々と状況がわかって行き、
    段々と病気を受け入れて行く。

    受け入れる過程での気持ちの葛藤と、
    その時の妻の気持ちがリアルにあらわれていた。



    現実の生活でも同じような事はあると思う。

    それは病気であったり、老いであったりと。

    それは家族かもしれないし自分自身かも知れない。

    その時家族は・・・と考えさせられてしまう作品でした。

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