満足度★★★★★
大千秋楽
客席と舞台との間に隔たりがないが無いというのか、共鳴し合っている感じ。兎に角役者さんたちのテンションがもの凄く高かったです!それが観ている側にも伝わって、こちらも熱くなって、ともにあの大千秋楽の空間をつくりあげていたように思います。
女信長は終止堅い感じだと思っていたので、想像とは全く違うカラーの舞台でした。かなりノリが良く、笑いの要素が抱負です!物語が終盤に向かうにつれ舞台の雰囲気が一転して、信長が孤独や葛藤で苦しむ程、静かに張り詰めるそのギャップも良かったです。
黒木メイサさんはものすご〜くかっこ良くて!声もとてもステキで!そして時々見せる可愛らしさにも惹き付けられて。とても魅力的でした。男女問わず、愛される役者さんだと思いました。
お目当ての役者さんは、まだ芸歴も浅く、まさに大抜擢だった(と私が思っている)わけですが、数週間前に観た時とはまるで違っていて、凄く驚きました。大先輩方とともに舞台に立つというのは、臆すればとてつもないプレッシャーですが、真っ正面から立ち向かっていけば大きなモノを得ることが出来るのだな、と思ってなんだか羨ましいとすら感じました。
後日、その役者さんのイベントへ行った際に聞いた話によると、矢張りかなり葛藤というか、迷いや不安があったようです。ブログの更新がピタッと止まってしまう程(笑)
でも本当に凄く良かったです!本人曰く少ししか出ていないとのことでしたが、実際観に行ったら結構ガッツリ出ていてそれにも驚きました(笑)
そして、カンパニーの雰囲気は舞台を通して伝わってくるものだ、ということも改めて感じました。きっととても良いカンパニーだったんだろうな、と思います。お互いに刺激し合い高め合っている雰囲気が感じられました。
最後におまけっぽい感じで、各キャストさんを紹介してくれるのですが、みんな本当に愉しそうで。役者さんが愉しそうにしていると、こちらも愉しくなって来てしまいます!
スタンディングオベーションに立ち会ったのは初だったのですが(!)千秋楽のあの熱い劇場ではとても自然な流れで起こった気がします。…と思ったら初日からスタンディングオベーションだったとか!?(記憶違いだったらすいません)
すごいです…。
実は病み上がりの観劇だったため、膝掛けをして座って観ていたのですが、完全にスタンディングオベーションの人に埋もれてしまったため、役者さんが見えず(ガーン!)無理せず座っていようかと思ったのですが、意外に和服が可愛かった某役者さんを今観ておかないともう観られないかも知れない…!と思って最後は思わず立ち上がってしまいました。
(余談)
結局その役者さんはまた歴史物に出るらしいのですが…。まぁあの時の髪型と服装がいかにも役柄に合っていたので観ておいて良かったです。
あと、病み上がりではありましたが、一応しっかり完治していて、ただ寝込んでいたので体力が落ちていた程度です。周りの方に害はありませんのであしからず(笑)
日本史は奇跡的に起きていた授業で触れた程度。ゲームもプレイしたことがありませんし、実はあんまり深くはわかっていません(笑)
↓偏った愛