無理やりポップコーン! 公演情報 無理やりポップコーン!」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 5.0
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  • 満足度★★★★★

    凄いわっ!魅せられた!
    これほどまでにレベルの高さを感じたのは久しぶり。流石に1年間のブランクの修行後、満を持したかと。総勢26人のキャストで繰り広げる、学園青春ドラマ。
    平日の夜に池袋あうるすぽっとを満席にさせた素晴らしい舞台でした。
    生ロックバンド、ダンス、歌あり~のホント、満足。至福の時でした。

    ネタバレBOX

    静岡私立三島南高校 野球部2軍を主軸に繰り広げられる青春ドラマ。
    ポップな音楽に載せたオープニングが躍動的で素晴らしい。ダンスに合わせて生演奏もあり、ひじょうに洗練された舞台。

    高井恵利先生はどこか屈折した子や落ちこぼれてしまった問題のある子達を集めて野球部2軍と吹奏楽部を作り顧問をしている。彼らに勉強は出来なくても他の部分で一生懸命に何かに打ち込む精神を鍛えていた。吹奏楽部の学生らは高井先生公認の下、モンキーパンチというロックバンドを結成し、たまにライブハウスで活動をしていたが、学園の経営監査・城の内はこの落ちこぼれ達を学校から排除すべく、陰湿に画策する。

    やがて、学校に取材に来た新聞記者と駐在をうまく丸め込み、野球部2軍と吹奏楽部の学生を退学にまで追いやろうと企む。案の定、単純な彼らは新聞記者や駐在を殴った罪で退学せざるを得なくなり、大人たちの思惑通りに追い詰められていくが、顧問の高井先生が彼らの為に一生懸命に諦めずに親身になって駆けずり回る。その経緯の中で彼らはやがて窮地に追い詰められながらも、友情や思いやり、強い精神力が鍛えられていく。

    学生特有の単純さ思慮の浅さなどを盛り込みながら芝居は一人の少年の妹が記憶障害であることへの苦悩、家庭に恵まれない子の孤独と寂しさ、どかか屈折して、ひねくれて、やさぐれて、そしてちらちらと人恋しさも覗かせながら愛に飢えた状況などを上手く絡ませ舞台は観客をまるごと飲み込む。私たちもその時代、ぎこちない青い青春の時代へと迷い込む。まだ中学生の殻をしっぽにくっつけたようなあの頃へ。

    ミュージカル!と称してもいいようなパワーダンスのシャワー。そのシャワーをあちこちに散りばめ、野球の試合の光景もパワーダンスに置き換えて見事に魅せてくれました。
    聞かせる、魅せる、感動させる、懐かしむ、涙する、楽しませる、笑わせる、の7色の虹のようなエネルギッシュな舞台でした。

    行って良かった!
    ああ、やっぱ学園ものは素敵です。




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