満足度★★★★★
何度でも見たい物語。
内から見ても、外から見ても、沢山の顔が有り、いろんな感情があり、無数の風景が感じられる。
初めて見た今回は、ずっと内側からキャラクターに感情移入し、一緒に塔を巡った。
もしもう一度見れる機会があったら、今度は外から、じっくりと冷静な目線で世界を眺めたい。そこで見えてくること、感じられることを、前に見た時のイメージと融合させ、租借した上で、全体の『物語』を考えたい。
そんな、夢幻の顔を持つ素晴らしいお芝居でした。本当に、もう一度見たい。
満足度★★★★
個人的にはすごく好きな内容
主人公(ユマ)の行動が自然で、すんなり感情移入できた。
憧れ>希望>決意>不安>疑心暗鬼
といった感情の流れが非常に共感できるものだった。
だからこそ、拠り所にしていたものが崩壊していくときは
観ている方も「これからどうなってしまうのだろうか」と
ドキドキしっぱなしだった。
ある程度ストーリーの全容が見えてきた時点でも
どういう形でエンディングを迎えるのかが非常に気になり
登場人物の一挙手一投足に目が離せない状態だったが
それだけに、あのぼんやりしたラストシーンが惜しい。
個人的には、最後はわかりやすいハッピーエンドにして欲しかった。
それだけが唯一にして最大の心残り。
もしハッピーエンドで終わっていたら
文句なしに五つ星評価をつけていたと思う。