満足度★★★
ストーリーに共感はできるのだけれど…
様々な要素が絡まりあいながら、最後には「和解と共存」にたどり着く。
その過程が、無理やりではなく、説得力があって良かったです。
満足度★★★★
なかなかの出来
在日コリアン女性と日本人男性(2組)の交際に関する問題を軸に家族愛、人間愛や相互理解のためのヒントなども絡ませた上に程良く笑いもまぶしてなかなかの出来。
性同一性障害のケインが元・警官の彼に理解されるあたり以降が特に良く、かつて日本が犯した罪への批判のみならず、コリアン側の受け止め方に対しても批判し、その中から「じゃあ、どうしたらいいの?」まで言及していて考えさせられたりホロリとさせられたり。
ただ、そのケインのパート、終盤で「性同一性障害であっても同じ人間である」=「国籍が違っても同じ人間である」とメイン部分とカブらせるところはイイのだけれど、そこに至るまではほとんどクロスしていず、水と油のような印象がるあるのは惜しい.
さらに、冒頭でケインが「看護士になれたのはあの人のおかげ」と口にしていながら終盤で「それはまた別の話」とはぐらかすのもどうも…