満足度★★★★
パワフル
とてもパワフルな舞台だと思いました。
どのキャストさんも体全体を使っていて、声もMAXで出していて、本当にすごいと思いました。
暗転や、暗くなるシーンで録画の光がかなり気になって残念でした。
満足度★★★★
SFオマージュながらモチーフは…
かなり先の未来、地下の「現代遺跡」発掘に携わる「モグラ」の一員である主人公が「逆鱗」という鎧(的なもの)を身につけた暗殺者に抜擢(?)されて…な物語。
その内容にはかつてあらすじだけ聞いた(もしくは読んだ)「荒廃した地球で遺跡から宇宙船を見つけて旅立つ主人公」なSF、「モグラ」には映画『猿の惑星』における人類(「ニワトリ」「カモメ」は猿)を連想。
また、「20mの(人間搭乗型)ロボット」「60mの(地球上では3分間しか活動できない)巨人」「(人口冬眠中の人間の)腹に卵を産む宇宙生物」などのオマージュにもニヤリ。
さらに、後半には「玉青(たまお)」に関するくだりがあり、前回公演(初見)とリンクしていたりするのは嬉しい。
で、SFを装っていながら実はモチーフは人斬り以蔵だというハナシを終演後に高橋主宰から伺い、観ながら何か脳裏をかすめたものはそれか(2週間前に以蔵モノも観ていたし)と膝ポン。
なお、「土から離れたモグラは竜となって空に駆け上がる」なんて野田秀樹チックな言葉遊び(笑)なども思いつく。(…ってかそれも意図していたのか?)
あと、文字通りのプロセニアムと言おうか、額縁を思わせる縁取りでステージを囲った美術も面白い。時としてそこから役者が出て来る(ハミ出す?)のには、ある騙し絵を思い出したりもして。
嫌いにはなれない。
手前から奥から台詞が飛んでくる地球割スタイル、ステージを額縁みたいに囲っていたのと白テープの凹凸に声が吸収されてしまったのか聞き取れない台詞が多かったような(後ろの席では)。あらすじ説明で大まかに掴んだものの細かく理解できていない為、悩みつつコメントです。
蜘蛛の巣みたいな白の世界は照明が当たると綺麗で、繭の中にいるみたいでした。ステージと客席を真横から見たら「逃げられない人たちを遠くから傍観してる人々の絵」みたいでもあり、話の内容とは違う面白みを感じました。台詞が繋がるというよりは踊る感じなんですね、たまに置いていかれるのは私がトロいんだろうと思う。
これ以上やったらグロテスクかな、という線を気にしないで人間の滑稽さをもっと出しても大丈夫。高橋さんの世界は今後も観たいと思いました。
満足度★★★
今回ほど劇評を書くのに
苦悩した事はなかった!(^^;)
他のメンバーから『観てきた!』がUPされてないってことは、恐らく同じ思いなのだろうか・・?
以下はネタばれBOXにて。。