満足度★★★★
初見でした
自分に投影してみると、社会人になって何年(何十年?)か経過して、無意識の中で時々人生を振り返ってしまうことがある。
そんな情景がうまく描かれていた。変化球のないストレートな内容で、シンプルな中にも琴線に触れる訴求力はあった。
謎の女、もやい きり もいい味を醸し出していた。夢の中の案内人、という感じかな?
残念だったのは、自転車店店主が後ろ向き(必然性がある?)になって自転車を直しながらしゃべる場面で、声が小さいためセリフが聞こえなかったこと。
やたらと張り上げる俳優もいるが、それがいいとは思わない。しかし、今回はちょっと声が小さすぎた気がする。それぞれのキャラ作りは見事にはまっていたと思う。
次回作にも期待したい。