USAGIMACHI 000
USAGIMACHI 000
実演鑑賞
AI・HALL(兵庫県)
2009/04/15 (水) ~ 2009/04/20 (月) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.usagimachi13.net
期間 | 2009/04/15 (水) ~ 2009/04/20 (月) |
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劇場 | AI・HALL |
出演 | 広川文、新良エツ子、谷口ゆうな、宿南麻衣、道田英里、福地教光、前田有祐、顎(まこと)(teamバキューム)、飛田尚美、マツイカヅアキ、山本美和子(真紅組)、寺坂麗、密山舞、柳澤優美子、若尾未来、和田尚子(BRANCH)、樋口未芳子、兎川純、ほか |
脚本 | 中川昌紀 |
演出 | 中川昌紀 |
料金(1枚あたり) |
3,500円 ~ 6,000円 【発売日】2009/02/13 前売料金¥3,500 ウサフレ料金¥3,000 当日料金¥4,000 何卒席¥6,000 ○ウサフレ料金とは? 「兎町を友達に薦めたい!」 「兎町にあの人を誘いたい!」 そんなお客様の要望に応え、誘ったあなたも誘われた隣人も得をするチケットをご用意しました。それが「ウサフレ料金」です。前売3500円のチケットが 2名以上で購入すると3000円/1人 に! このチケットを活用し、あなたの隣人をぜひ、兎町に誘っちゃいましょう! ○何卒席とは? 「小劇場の席は窮屈で狭いよ!!」 「もっと兎町を優雅な気持ちで観たいよ!」 という慟哭にお応えしての豪華な各回限定4席の特別ソファ席。今回はシングルソファ2つとラブソファ1つ(合計4席)をご用意いたしました。 どうぞお早めのご予約をお待ち致しております。 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | 生まれ出会え歩めた幸運に、花束を。 命が、見えない。 生きる事は、ふわふわと漂っていて、曖昧で、境界線がない。 女が目覚めると、そこは黒い鉄塊の音が鳴り響く暗闇。 手には、懐中電灯が一つ。他に明かりは無い。 体にまとわりつくのは、血と錆の匂い。 女は、自分の名前も、ここが何処なのかも、忘れてしまっていた。 次々に現れる、奇人達。ヤマネと帽子屋も、武装した親指姫も、 白雪の母も、灰かぶりの姉達も、十三番目の魔女も、 皆、私を知ってるというが、本当か嘘なのか疑わしいことばかり。 どうしようもなく「女」である自分が愛しくて憎らしい。 ああ、私は、今日も普通に会社に出かけたはずなのに。多分。 赤色セロファンの空からは、無限に降り注ぐ物語の雨。 昔は、ここにも誰が居て、笑ったり泣いたりしていたけれど、今はもう誰もいない。 バラバラになって、リサイクルされて、輪廻を繰り返す。 私達が恐れ隠蔽し、美化された死を追って、 時の流れを漕いで、滅んだ世界を、山積みにされた本を、潜り抜けて進め。 全て滅びて行けども。全て失って行けども。全て曖昧になれども。 いつだって、レインコートを着たずぶ濡れの少女が、 枕元で、寝ているあなたを殺そうと待ちかまえている。 生と死は、切り離せない双生児。 日は沈んで、また昇るよ。 神様どうか、今日が雨でも、明日は晴れますように。 |
その他注意事項 | ■お問い合せ info@usagimachi13.net 兎町インターネット予約・兎町電話予約にて、ご予約頂いたチケットにつきましては、料金のご入金を確認し、3月上旬より郵送させていただく予定です。 なお、公演日の2週間前以降のお申し込みにつきましては、お振込にて料金をお支払い頂き、当日の受付にてチケットをお渡し致します。 ※キャンセル・日時変更はできません。 ※未就学児の入場はご遠慮下さい。 |
スタッフ | 舞台監督:飯田勝士(F~Fukyou和音。) 照明:加藤直子(DASH COMPANY) 音響:谷口大輔(T&Crew) 劇中曲:吉田匡博/後藤浩明 振付監修:谷口ゆうな 舞台美術:津郷峰雪 衣装・小道具:兎町十三番地 ヘアメイク:原田千冬 宣伝美術:Luxury Style WEB:村上健司 広報:藤本 有加/興津 和幸 票券:安部祥子 制作:斎藤努/吉田憲章 総括:相原薫 |
命が、見えない。
生きる事は、ふわふわと漂っていて、曖昧で、境界線がない。
女が目覚めると、そこは黒い鉄塊の音が鳴り響く暗闇。
手には、懐中電灯が一つ。他に明かりは無い。
体にまとわりつくのは、血と錆の匂い。
女は、自分の名前も、ここが何...
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