実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/02/27 (日) 14:00
平田オリザ作で1994年初演の戯曲だが、今回の企画も面白かった。75分。
女子高生オーディションで上演した初演(女子高生だったKAKUTAの桑原裕子や青☆組の吉田小夏らが参加したそうだ)以来、いろいろなユニットで何度も上演されている作品で、私も数回観たが、今回は、見た目で女子高生と思えない役者(男性,年齢的にそう見えない、等)で上演する企画で、それはそれで面白いと思った。一種の不条理劇だが、当パンで演出の石渡が言っているように「戯曲の力が強い」作品で、見かけは女子高生でない役者も女子高生と見えるあたりはスゴイ。その意味ではチャレンジングな試みだと思う。
実演鑑賞
満足度★★★★
かねて話題の「転校生」を初観劇。もっとも女生徒の人数が圧縮され、男優3名程が女生徒役に加勢している。
学校の教室は「静かな演劇」とすこぶる親和的だと改めて実感。男優の起用は後で邪魔にならないかと序盤に懸念が過ぎったが、うまくロールをこなし、戯曲の良さがほんのり滲んで来た(平田作品にある独特の匂い(少し苦手)がこの舞台には何故か感じられなかった)。
この公演に関するtwitter
初日1週間前から「団体名」と「公演タイトル」を含むツイートを自動表示します。
(ツイート取得対象にするテキストは公演情報編集ページで設定できます。)
大好きな山中志歩さん企画、出演の舞台「転校生」観劇。 年齢も性別も違う俳優が女子高生を演じることでより「親の都合」「不条理」というワードが違う角度から響いた作品でした。 でも受け入れるしかない日常受け入れていっている現実、観客もま… https://t.co/vzI4cYhElw
2年以上前
青年団若手自主企画vo.89 山中企画『転校生』。平田オリザ『転校生』は、カフカ『変身』や人の誕生を巡る「How」か「Why」の違い、そして家庭の事情による転校による別れを通して、女子高生の不安定さを描く群像劇。瑞々しくも儚げな女子高生を、年齢がバラバラな男女が演じる。
3年弱前
◆チラシ折り込み代行◆ 2月4日(金)締め切りの公演をご紹介します。 ぜひご検討くださいませ! ・玉造小劇店 わ芝居 ~その弐『サヨウナラバ』 ・青年団若手自主企画vo.89 山中企画「転校生」 詳細↓↓… https://t.co/rr7ZdfncaK
3年弱前
さん、舞台「転校生」のとき、他の出演者の皆さんも含めてお話を伺った。 当時から独特の魅力があり、以降、テレビや映画で引っ張りだこになったのも不思議ではないという気がしています。 今後のご活躍も楽しみ。 「… https://t.co/zIsnlu0Gdu #伊藤沙莉
3年弱前