演劇

shelf特別企画

「バイオ・グラフィ:プレイ(1984)」

ドラマ・リーディング公演

実演鑑賞 アーカイブ配信

shelf

Joint Gallery(原宿)(東京都)

2021/12/18 (土) ~ 2021/12/19 (日) 公演終了

上演時間: 約2時間30分(休憩含む)を予定

休憩時間:途中休憩有

公式サイト: https://theatre-shelf.org/jp/news/Biografie_Ein_Spiel_2021.html

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
あらすじ
もし過去の一場面に戻り、そこから改めて行動を選択し人生の記憶を持ったままもう一度生き直すことが出来たならどこで何を選択し、行動すればいいのか。人は別の選択をして別の人生を送ることが出来るのか。人生の選択をやり直す自由が与えられた行動科学の教授ハンネス・キュアマン。演出家が、キュアマ...

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公演詳細

期間 2021/12/18 (土) ~ 2021/12/19 (日)
劇場 Joint Gallery(原宿)
出演 川渕優子、三橋麻子、沖渡崇史、綾田將一、横田雄平
脚本 マックス・フリッシュ
演出 矢野靖人
料金(1枚あたり) 1,000円 ~ 3,000円
【発売日】2021/12/05
一般チケット(劇場で観劇する)
一般前売 3,000円
学生前売 2,000円
※当日会場でのチケット販売は予定していません。感染症対策のため事前予約、事前決済のご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。

配信チケット(オンラインで視聴する)
一般 2,000円
学生 1,000円
※配信チケットについて、公演終了後12月31日(金)までにオンライン視聴用URLをチケットご購入頂いた方にお届けします。なお動画は2021年12月31日(金)17:00~2022年1月31日(月)23:59まで視聴可能です。
公式/劇場サイト

https://theatre-shelf.org/

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
タイムテーブル 12月18日(土)17:00
12月19日(日)17:00
説明 あらすじ
もし過去の一場面に戻り、そこから改めて行動を選択し人生の記憶を持ったままもう一度生き直すことが出来たならどこで何を選択し、行動すればいいのか。人は別の選択をして別の人生を送ることが出来るのか。人生の選択をやり直す自由が与えられた行動科学の教授ハンネス・キュアマン。演出家が、キュアマンのすでに生きられた伝記をもとに、過去の出来事へと彼を導き、彼に行動を選択させる。キュアマンは選択した場面を舞台上でもう一度演じ、言わば伝記の第二版の作成を試みるのだが...

企画概要
舞台上で人生をやり直すための選択の自由を手に入れたにもかかわらず、同じ行動を選択しては失敗を繰り返す主人公キュアマン。しかしその失敗の滑稽さの中に、そして失敗し、演出家に非難されるたびに「もう一度!」と何度も挑戦し続けるキュアマンの中に、彼も気づいていなかった、彼が変化を拒む本当の原因が垣間見えてくる。
フリッシュが分析し描くアイデンティティの在り様や人間同士の関係性など、個々人の個人的で小さな問題から、自己と他者との関係に潜む社会的、政治的で見えない権力に縛られた人間存在が浮かび上がってくる。それは目に見えない社会的、政治的(公衆衛生学的?)な恐怖と権力に縛られるコロナ禍の人間たちをも映し出しているように見える。
今回、shelfではこの戯曲の翻訳をマックス・フリッシュ研究者の松鵜功記氏に依頼し、初の日本語訳を制作した。松鵜氏は、ドイツ語作品の翻訳ではルーカス・ベアフース作『20000ページ』にて第八回小田島雄志・翻訳戯曲賞を受賞している気鋭の翻訳家である。

マックス・フリッシュ(Max Frisch 1911-1991)について
スイスの劇作家、小説・散文作家。チューリヒ生まれ。第二次世界大戦の終結を目前に控えた1945年に劇作家としてデビュー、戦後のスイスとヨーロッパを鋭く批判する作家として注目される。『バイオ・グラフィ:プレイ』(1967/1984)のほかに演劇では、ナチ台頭を許したドイツおよびヨーロッパの市民社会を批判する『ビーダーマンと放火犯たち』(1958)、ユダヤ人差別問題を個人と手段が作り出す他者に対する偶像に問う『アンドラ』(1961)、などがある。散文では、個人の記録に虚構の物語、現代史的出来事への考察、文学・演劇論などを組み込んだ日記形式の作品『日記1946-1949』(1950)および『日記1966-1971』(1972)、多くの言語に翻訳され、世界的に読者を獲得した『シュティラー』(1954)、『ホモ・ファーバー』(1957)などがある。
その他注意事項
スタッフ 翻訳/松鵜功記
照明協力/則武鶴代
音響協力/和田匡史
美術アドバイザー/鈴木健介
記録映像撮影・編集/西村明也
宣伝美術/オクマタモツ(956D)
フロントスタッフ/春日茉衣、菅野佐知子
著作権管理/酒井著作権事務所、SUHRKAMP VERLAG
企画・制作・主催/一般社団法人shelf
後援/在日スイス大使館
文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業

[情報提供] 2021/12/05 13:24 by YasuhitoYANO

[最終更新] 2021/12/14 17:40 by こりっち管理人

この公演に関するツイート

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  1. 昨日はshelf(@Theatre_shelf )さんの バイオ・グラフィ:プレイを見てきました。役者の方々の身体の密度が濃く良かったです。端からはわからぬ自由選択と葛藤…… 今回はプレ公演で来年6月にシアタートラムで本公演があ… https://t.co/rUGFCWxF9J

    3年弱前

  2. マックス・フリッシュ「バイオ・グラフィ:プレイ(1984)」ドラマリーディング公演2日目、最終日。開場しました。 https://t.co/YMshT4ENqm

    3年弱前

  3. 「もう慣れてしまいました、自分の罪に。」(「バイオ・グラフィ:プレイ(1984)」より) 人間は一人で生きていない。自分の選択ひとつで誰かの存在が無かったことになることだってある。逆もまた。 本日も17時開演です。 https://t.co/E2WxN95NtU

    3年弱前

  4. これからマックス・フリッシュ『バイオ・グラフィ:プレイ(1984)』@Theatre_shelf と原宿散策。文字も街もテクスト尽くし。

    3年弱前

  5. 初日の幕が開きました。最初の企画会議が2019年の8月……めでたい。この形式、よりお客さんの存在を感じるかも。あと、演技行為の主体性が明確にも曖昧にもなる。 @Theatre_shelf 特別企画 ドラマ・リーディング マックス… https://t.co/5DqZxvvTLp

    3年弱前

  6. 信頼に勝る感染対策なし。劇場に入ってマスクを外しました。一気にチューニングして本日初日です。戯曲の深みにどっぷり浸かっています。今日も明日も17時から。 @Theatre_shelf 特別企画 ドラマ・リーディング マックス・フ… https://t.co/mSUIcfsuLG

    3年弱前

  7. 「―生きる、食べる、笑う、いっこうに実現しなくても自分のギャラリーを夢見続ける、誰かと子どもを作る、嘘をつく、眠る、新しい服を着る―生きる…」(「バイオ・グラフィ:プレイ(1984)」より) バイオ・グラフィ:プレイ(1984)… https://t.co/BcLcHllVmI

    3年弱前

  8. #マックス・フリッシュ「バイオ・グラフィ:プレイ(1984)」ドラマ・リーディング公演終演後、60分程度のオープントークを予定しているのですが、翻訳者の松鵜さんから届いたトークのトピックが曰く、 #マックス・フリッシュ

    3年弱前

  9. それはきっと、まず間違いなく松鵜功記さんの翻訳のチカラで、そして間違いなく俳優のチカラで。演出としてはこんなに楽しい現場はありませぬ。ひとりでも多くの方にご来場頂きたいな、と。#マックス・フリッシュ「バイオ・グラフィ:プレイ(19… https://t.co/mithllbf4b #マックス・フリッシュ

    3年弱前

  10. 出演します。本邦初演。 戯曲から演劇が立ち上がる様を一緒に味わいましょう。 shelf 特別企画 ドラマ・リーディング マックス・フリッシュ「バイオ・グラフィ: プレイ(1984)」 12月18日(土)-19日(日) 17:00… https://t.co/ykE2Nykp7g

    3年弱前

  11. 会場入りして仕込みゲネプロ① 終わって帰宅。いやいや、明日本番か。マジか。 https://t.co/hMBNrGV2r8 #マックス・フリッシュ

    3年弱前

  12. 簡易ながら絶賛仕込み中。本日会場入り。公演は明日明後日です。週末の原宿だ。 https://t.co/g5vF5Z4gmP #マックス・フリッシュ #ドラマリーディング

    3年弱前

  13. 稽古10日目。欲が出て来ました。作り込みたい欲と打ち壊したい欲の両方。 この作品のように人生をやり直すとしても、そんな相反する欲が出て来るように思います。 @Theatre_shelf 特別企画 ドラマ・リーディング マックス・… https://t.co/j3SEDlWnDC

    3年弱前

  14. 稽古9日目。初通し稽古。いや。面白いですよ? ドラマ・リーディングをなめるな。という感じです。本公演では味わえない戯曲そのものの魅力と、俳優が演じている、読んでいるということが顕になる瞬間がたくさん。 「バ… https://t.co/o7R0EvnEKe #マックス・フリッシュ

    3年弱前

  15. 稽古9日目。人生どうなるか分からない。やり直せたとしても分からない。偶然か必然かも分からない。再現を繰り返す芝居なる行為とは分からなさへの抵抗なのかも。 @Theatre_shelf 特別企画 ドラマ・リーディング マックス・フ… https://t.co/DN5qM5W3CB

    3年弱前

  16. 「バイオ・グラフィ:プレイ(1984)」は、すでに生きられ書き綴られた人生の記録を、演技し直すことによって書き直そうとする試みです。 まっさらに始めるのではなく、今の人生のことを全て知っている、というところがポイントです。 https://t.co/4mxmgR69l2

    3年弱前

  17. 「バイオ・グラフィ:プレイ(1984)」稽古8日目。「ほんとうはもう一度あなたのオルゴールが聴きたかったんです。オルゴールって魅惑的です。音が鳴ればいつも同じ身振りを繰り返す人形たち、いつも同じワルツ、それ… https://t.co/f4ZAsE6aCw #マックス・フリッシュ

    3年弱前

  18. 稽古8日目。自分の人生は、自分が主人公。でも人生を舞台に上げて見れば、そんなことないわけで。人生も舞台も、主人公だけどうこうしても変わらないから面白い。 @Theatre_shelf 特別企画 ドラマ・リーディング マックス・フ… https://t.co/DLoAvgp0vV

    3年弱前

  19. スイス大使館のイベント情報ページに #マックス・フリッシュ「バイオ・グラフィ:プレイ(1984)」ドラマリーディング公演の情報を掲載頂きました。有難うございます! Medienmitteilungen https://t.co/dxsJl9mjOc #マックス・フリッシュ

    3年弱前

  20. いよいよ今週末、2021年12月18日(土)19日(日)17:00開演です。 場所は原宿。取り敢えず今回はドラマ・リーディング公演です。取り敢えず、というのは、2022年6月にトラムで本公演があるからです。 マックス・フリッシ… https://t.co/8uQpiI5OLD

    3年弱前

  21. 稽古7日目。残り稽古日3日間。 そろそろ本番を想定しつつ、まだ探れるところは探る、粘り強く。 「バイオ・グラフィ:プレイ(1984)」ドラマ・リーディング公演、次の週末です。人生に意味はあるのか。誰の人生にも… https://t.co/hGUKuzk2JL #マックス・フリッシュ

    3年弱前

  22. 稽古7日目。役を演じるって何だろう。誰しも役を演じている。結局本気で演じるしかないんだよね。そんな話をしました。そんなお話です。 @Theatre_shelf 特別企画 ドラマ・リーディング マックス・フリッシュ「バイオ・グラフ… https://t.co/iuT1pYfW7v

    3年弱前

  23. テッド・チャン原作の傑作SF。これが、今稽古している の「バイオ・グラフィ:プレイ(1984)」のモチーフというかテーマとこれがかなり通底しているんだな。っと思って昨夜稽古後、帰宅してから見直しました。… https://t.co/TWMI9FrG2U #マックス・フリッシュ

    3年弱前

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