アラン・プラテル・バレエ団 来日公演
アラン・プラテル・バレエ団 来日公演
実演鑑賞
滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール(滋賀県)
他劇場あり:
2007/05/13 (日) ~ 2007/05/13 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www1.ocn.ne.jp/~ncc/platel07/introduction.html
期間 | 2007/05/13 (日) ~ 2007/05/13 (日) |
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劇場 | 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール |
出演 | アラン・プラテル・バレエ団 |
演出 | アラン・プラテル |
振付 | アラン・プラテル・バレエ団 |
料金(1枚あたり) |
2,000円 ~ 7,000円 【発売日】 S=7,000円 A=5,000円 青少年A=2,000円 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | ヒリヒリするほど美しく語りかけてくる「聖母マリアの祈り vsprs」 アラン・プラテルはヨーロッパの伝統文化の中から新しい「21世紀の舞踊文化」をつくりあげた。アメリカで幼児教育を学び、社会悪にさらされる人たちの更生に携わり、その意識形態や動きなどから現代の悲しみ、恐怖や死についてのニューダンス・シアターの舞台芸術を創造。20年前から数々の作品を発表しつづけ、その功績は現代芸術の「メジャー・スター」(NYタイムズ)と称讃されている。今回上演の新作は「精神の病いと身体表現の関係が強調され ― 崇高なバロック音楽が流れるのを聞いていると不安な現代の風景のなかに光明が見えてくるような気がする」(朝日新聞 Around the World)と日本でも評判が高まっている。 多国籍のダンサーたち全員で振付けることを基本にしているプラテルは、そのとき、その時代の「人々を分かつもの、結びつけるものは何か」を問いかける。 アラン・プラテルはピナ・バウシュにつづく先鋭であり、国際社会が平和と安定の方向を見出せない状況にあるとき、その苦しみや苦しみのかたちをヒリヒリするほど美しく語りかけてくるこの「聖母マリアの祈り」は必見の舞台!! ベルギー出身のアラン・プラテルは、バロック音楽の巨匠クラウディオ・モンテヴェルディの「聖母マリアの夕べの祈り」(1610年)全曲(14曲構成)に着想を得て現代の晩祷「聖母マリアの祈り」を誕生させた。プラテルが初めてその曲を聴いたのは16歳の夏の日ゲントの教会だった。やがてプラテルは全曲を口笛で吹けるようになった。モンテヴェルディはオペラ史上偉大な作曲家のひとりで、「聖母マリアの夕べの祈り」は宗教音楽において人間性が表された最初の作品としてヨーロッパ音楽史のなかで最も重要な作品のひとつとされる。プラテルは「調和的完璧な作品」であるこの大曲に細心の注意を払いながらも、日ごろ関心のあったロマの音楽やジャズなどを巧みにとけ込ませ、多国籍のダンサーを集めて、喜びや苦悩と不安が複雑に絡み合う現代社会を切り取りながら、ポジティヴな未来を見つめる大胆でエキサイティングな舞台を創った。著名な精神医学者アートゥール・ヴァン・ゲフッテン博士(1861-1914)が患者の行動を入念に捉えて製作した短編映画にも触発されたプラテルの作品は、まさにダンス・セラピーだ。 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 【構成・演出】 アラン・プラテル 【音楽】 原曲:クラウディオ・モンテヴェルディ「聖母マリアの夕べの祈り」 編曲:ファブリツィオ・カソル ライブ演奏:ファブリツィオ・カソル(サキソフォン) チャ・リンベルガー(ジプシー・ヴァイオリン、フルート) クリスティナ・ザヴァローニまたはマリーべス・ディグル (ソプラノ歌手) ステファン・ガロン(ジャズ・ドラマー) ミッシェル・ハツィジョルジュ(ベース・ギター) アンサンブル・オルトレモンタノ(古楽アンサンブル) 【主催】 昭和音楽大学/日本文化財団/朝日新聞社 【後援】 外務省/文化庁/ベルギー大使館/ベルギーフランドル交流センター |
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